~本記事のテーマ~
- 市役所の激務部署ランキングを見たけど、実際はどうなの?
- 元職員から見る「市役所の忙しい部署」は?
- 市役所の仕事の実態は?楽な部署もあるの?
- 市役所職員として働いていて、激務部署に異動になったらどうすればいい?

市役所の激務部署ってどこですか?
そんな疑問にお答えします!
ネットで調べていると、激務部署ランキングって見かけますよね!

僕も見ていて、「たしかになぁ」と思う部署と、「ちょっと違うな」と思う部署はあります。
このギャップが出るのは、ある意味、市役所の業務形態の特徴でもあるかなと。
本記事では、市役所の激務部署について、
- ランキングにギャップが生まれる理由を深堀り
- 実際に市役所の激務部署&業務はなにか
- そもそも忙しい業務とは
を詳しく紹介していきます。
もし、激務部署になったらどうしたら良いか・・・
そんな疑問や不安を解消するため、民間から市役所転職経験のある僕が、市役所の激務部署について徹底解説しますので、ぜひご参考にしてみてください!
~もし激務部署に配属されてしまったら~
「異動したい」と思ったときにどうしたらよいのか心配な方は、下の記事をご参考ください。
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市役所の激務部署ランキングって本当なの?

冒頭で述べましたとおり、激務部署ランキングは見方によって少しギャップが出てきます。
ギャップが出る理由は次のとおり!
- 各自治体により方針や強化施策があるため、忙しい部署が異なる。
- 部署内でも係や担当によって、仕事内容・忙しさが全く異なる。
- 激務ランキング上位の部署で、ある時期は激務になるがそれ以外は楽な部署もある。
※時期的な忙しさは多くの部署でもある
当然のことかもしれませんが、市によって力を入れている政策は異なります。
業務分担の仕方や人口規模、さらには同じ部署でも係(グループ)によっても、業務量はさまざまです。

同じ部署の担当レベルでも、
・ある人は激務で毎日残業
・ある人は”のらりくらり”で定時帰り
といった場合もあります。
しかも、異なる係の仕事に関しては基本ノータッチ。
業務を代行する権限がないため、なんとなくやっていることは知っていても、具体的に分かる人はいないような状態ですね。
もっと、激務⇔暇な人で手伝いあえるといいと思いますが、「担当制」で一度ルールが決まると、なかなか変わりづらいのが市役所の掟なのかも。
【楽な仕事もある?】市役所の激務部署を徹底解説!

では、市役所の激務となりやすい部署を見ていきましょう!
僕自身、市役所時代は激務部署でしたので、深夜帰りも何度も経験しています。
そのため、帰り際に「いつも夜遅くまでやっている部署」は把握していますし、総務の仕事で全庁的につながりが多い仕事をしていたのもあり、他部署の人からの情報も。
そんな経験から、市役所の激務部署を紹介していきます。
市役所の激務部署!
市役所の「激務部署ランキング」とまではいきませんが、以下に激務度ごとに忙しい部署を分けて紹介していきます。
ぜひご参考にしてみてください!
- 年中ほぼ激務
- 財政
⇒市全体の予算・決算を統括。業務量は膨大。 - 人事
⇒市全体の人事面を統括。給与・手当、教育、福利厚生、採用など業務量は膨大。 - 国民健康保険
⇒市の管轄である国保に関わる業務。窓口対応、事務作業量が膨大。 - 商工観光
⇒市のイベント開催、商工会との連携、中小企業支援などの業務。祭りなどのイベントがあるときは残業や休日出勤もあたり前。
- 財政
- まあまあ激務
- 市民病院関連(庶務・施設)
⇒市民病院の経理や施設保全といった業務。業務の量は多いし、医師との連携もあって辛いこともある。 - 児童・子育て関連
⇒市内にある保育園・児童施設等の多くの施設管理や児童手当など、業務量は膨大となる。 - 教育関連
⇒市内にある学校施設の管理など、業務量は膨大となる。 - 高齢介護関連
⇒高齢者福祉、介護保険料、要介護認定などに関わる業務。窓口対応や事務量が膨大。 - 後期高齢者医療
⇒後期高齢者医療に関わる業務。窓口対応、事務作業量が膨大。
- 市民病院関連(庶務・施設)
- 辛い系
- 生活保護関連
⇒生保申請の受付、調査、訪問といった業務。お金のことなので揉めやすく、クレーム&声を荒げられることもしばしば。 - 道路管理
⇒市内の道路管理や境界確定の業務。申請やクレームなども多く、境界確定は市民の財産(土地)が関わるため揉めやすい。 - 管財
⇒市役所庁舎の管理、公用車・物品等の管理、市町村内の土地管理など幅広い業務。担当者の数によっては激務になる。
- 生活保護関連
代表的な激務になりやすい部署は以上のとおりですが、その他は時期によって忙しい部署ももちろんあります。
基本、年度末・年度初め・予算作成の時期などは、どこの部署も残業が多くなりがちですので、覚悟しておきましょう。
【実は楽すぎ!?】市民税関連は激務じゃないの?
ちなみに、「市民税関連が激務」という人もいます。
個人的には、激務部署ではなく、「当たり」の部署かなと。
市民税関連は、確定申告の時期とその後1~2か月は膨大な事務量になりますが、それ以外の時期はほとんどやることはなくなるでしょう。
確定申告関連は、市役所としても重要な業務。
そのため、繁忙期に備えてそれなりの人数をそろえている自治体が多いので、閑散期は「楽すぎ」とまでは言いませんが・・・って感じですね。

自治体によっても、人数配分は異なるので、市役所ごとで激務度は異なるでしょう。
閑散期の業務調整(担当変更など)を行っているところはあるかもしれませんが、そうでないところは多いかと思います。
【暇!?】楽な部署もあり!
それから、どの自治体でもたいてい「天国(楽)」といわれる部署もあります。
- 支所・出張所
- 図書館
- 美術館
などといった本庁から出た「外部機関の部署」になれば、仕事は基本的に楽。
ほとんどやることなく、楽すぎな部署もあるようです。
仕事もほどほどで暇な日もあり、ほぼ定時帰りの生活が送れるのではないかなと思います。
【市役所】激務部署に配属された場合の乗り越え方は?

市役所に勤めていれば、人事異動の周期は3年に1回ほど。
あなたも激務部署になる可能性はあります。
市役所の仕事を続けたいなら、どれだけ激務でも乗り越えるしかありません。
激務部署になったときの心構えは、あらかじめしておくと良いでしょう。
- 人事異動があるので、激務部署も「ずっとは続かない」と考える。
- なるべくプレッシャーを感じないようにして、「淡々」と業務をこなしていくようにする。
- ストレス解消法を持っておく。
- ほんとうに辛いときは、上司や人事に相談すれば何かしら解決策はある。
正直なところ、激務部署で病んでしまう人も少なくないですので、限界になる前に上司や人事に相談するのはありです。
激務が原因でうつ病になってもいけませんし、体を第一に考えてがんばっていきましょう。
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まとめ

市役所の激務部署について解説しました。
激務ランキングなどの情報はありますが、市の方針や重点施策によって激務具合はさまざま。
ただ、その中でも激務になりやすい部署はあります。
「激務部署はなるべく避けたい」という方は多いと思いますが、市役所職員に人事異動は避けられません。
激務部署に当たる可能性は誰にでもありますので、心の準備はしておいた方がよいでしょう。
▼市役所の仕事の辛いことを徹底解説!
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