小学生のお子さんがいる家庭は、「うちの子は勉強しなくて困っちゃう」、「どれだけ勉強しなさいと言ってもやらない」と、なかなか勉強しなくて悩むことが多いかと思います。
ただ、小学生ってそもそも勉強は嫌いです(笑)だから、どの家庭も同じような悩みを持っていますし、どうにか勉強を・・・と試行錯誤してもなかなかうまくいかないのが現実です。
でも!!
親が子供のためにと、いろいろとやっていることがマイナスになっては、せっかくの努力がもったいないです。
一度、この機会にお子さんへの勉強の促し方を見直してみませんか?
この記事では、小学生の子供が、勉強が嫌いでも、楽しく勉強できるようになる方法を紹介していきます。
◎小中高と塾に通わず、通信教育を中心とした家庭学習のみで、受験に挑戦。
◎高校⇒第一志望の進学校、大学⇒国立大学(地方ですが)に現役合格。余談ですが、国家資格や公務員試験の受験も独学で一発合格。目標とした受験で失敗しない実績あり。受験に強いです。
◎塾講師や家庭教師の経験があり、大きく成績を伸ばした子を見て、勉強には「分かった」という喜びが大切ということを実感。楽しく勉強することが成績を伸ばす最大の方法だと考える。
◎現役小中学校教師や子育て中のパパやママの知人が多数おり、定期的に意見交換をして、「子供の勉強」について日々研究中のブロガーです。
◎自分自身、子供が大好きで、子供が充実した学生生活(青春)を送れるように、子供のためになる情報を発信していきたいと考えています。
小学生は勉強が嫌い!楽しく勉強する方法はあるの?
率直に言うと、子供は勉強が嫌いなんです。初めから勉強が好きという子ってほぼいないのではないでしょうか?
子供が勉強嫌いな理由は何だと思いますか?
おそらく、
からです。
一方で、小学生でも勉強にしっかり取り組んでいる子がいます。なぜでしょうか?
その理由は、以下の二つが考えられます。
➀勉強が楽しくて、進んでやっている。
➁親に言われて、仕方なくやっている。
➀の場合だと今後もどんどん伸びていきますが、➁の場合だと、今はできていても、この先は少し不安です。勉強が分かってきて好きになっていく場合もあるし、我慢し続けて大学まではいける場合もあるかもしれませんが、逆に行き詰まったときに成績が伸び悩んでしまう恐れがあります。
勉強は、好きになることから始めなければいけません。「好きになるわけないじゃん」と思うかもしれませんが、好きになる方法はあります。
では、その方法として順に説明していきたいと思います。子供の将来のため、親も一緒になって、試行錯誤してがんばっていきましょう。
勉強が嫌い、つまらないと感じる理由は?
では、勉強が嫌いな理由として「つまらない」からと言いましたが、つまらないと感じる理由を考えていきましょう。以下に挙げてみます。
大きく分けると、このようなところではないでしょうか?
勉強がつまらない理由があれば、その理由を一つ一つ潰していけば、「つまらなくなくなる」でしょう。
そうなれば、勉強って楽しいって思い始めていきますし、さらにどんどん楽しくなって進んで勉強するようになります。
勉強がつまらない理由をつぶす方法とは?
では、ここからが本題になります。
勉強がつまらない理由を挙げましたが、それぞれの潰し方を考えていきましょう。
「勉強しなさい」は逆効果?
ん?と思う人はいるかと思いますが、子供が勉強しないとき、あなたは何と声をかけますか?
「勉強しなさい」
ではないですか?これが、子供にとっては良くない声かけなのです。
なぜよくないのでしょうか?
それは、人は何かを強制されるとやる気をなくす動物なのです。
子供の頃、僕もそうでした。言われると、「今やろうと思ってたのに!」と思って、やりたくなくなります。
あなたはどうでしたか?
子供のころに、親から勉強しなさいと言われて、「うん!やるね!」とはなかなか言えなかったですよね。
他の例でいうと、仕事はどうでしょうか?仕事が楽しいと感じますか?
きっと、「できれば仕事には行きたくない」と思いますよね。
これも、基本的に仕事は与えられるもので、やらなければならないという強制力があるため嫌なのです。
逆に、休みの日に、どこかレジャーへ出かけるとなると楽しくて仕方がないですよね?
これは強制ではなく、自分で選んで行くからです。
自分の経験でも、強制ってやる気が出ないものだと分かりますよね?
とは言っても、勉強しない子供に勉強させるためには、言うしかないと思いがちですが、言い方を変えましょう。
例のように、子供に判断を促すと良いです。
勉強をすること前提にしてしまって、勉強する時間や内容を決めさせるのです。
その結果、強制されておらず、子供は自分で決めたことになって、やる気が出ます。
勉強に興味がない場合はどうするの?
小学生は勉強に対して、もともと面白いと思っている訳ではありませんから、興味がないのは仕方ないです。
ただ、しっかり勉強する子は「勉強をしなければ」とか、「勉強したい」と、何かしら勉強が頭の中にあります。
この差が出るのははなぜでしょうか?興味がない理由と対処法を考えてみましょう。
そもそも小学生は、勉強自体、なんでやっているのか分かっていないです。そのため、楽しいと感じることはほぼなく、興味なんて持つはずがありません。
子供が勉強に興味を持って、進んでやるようになるためには、勉強が楽しいと思うようにならなければなりません。
なので、まずは勉強が楽しくなるように工夫してあげてください。
~歴史マンガを読む~
例えば、歴史マンガ。
歴史を覚えるのは、好きじゃないと正直きついです。マンガなら、読みやすいですし、歴史を好きになるきっかけになると思います。
まずは、歴史と触れ合うことが大切です。読むのは、三国志とか関ヶ原の合戦とかなんでも良いと思います。
おすすめを紹介するならば、歴史マンガでしたら、角川まんが学習シリーズが良いと思います。
これを持っている知人がいますが、小学生向けの歴史マンガで、イラストも興味をおそそられますし、とにかく読みやすいです。おすすめです。
~科学館や工場見学に行ってみる~
家での勉強だけでなく、外に出てみるのも良いと思います。
外出だと子供のテンションは上がりますし、科学館や工場見学では、普段体験できないことが味わえます。
楽しみながら勉強できますし、勉強に興味を持つきっかけになると思います。
~勉強に対して親が関心を持つ~
子供は親のことをよく見ています。
親が勉強に興味がなく、ただ「勉強しなさい」と言っているだけなら、ちゃんとそれを感じています。それに、勉強しても見てくれておらず、ほめてもらえないとなると、子供にとって勉強をする意味がありません。
子供の勉強に対して興味を持ち、「今日はこれだけ勉強したのー!」、「算数が得意なんだね」、「これは難しいね、一緒にやってみよか?」といった声かけをして、子供の勉強に興味を持ってあげてください。
そして、自分自身も勉強に興味を持って、「ママも今から読書するから、一緒に勉強しよっ!」って、一緒に机に向かって座ってあげてください。一緒にやっている人がいるというのは、とても心強く、集中力も増します。
忙しい毎日だと思いますが、少しでも一緒にやってあげられると良いと思います。
~「勉強が分かる」楽しさを味あってもらう~
勉強が楽しくなるためには、「分かった!」という感動を味わうことが大切です。これは、普通にやっていると難しいですが、親が勉強を教えてあげたり、塾で丁寧に教えてもらえると良いです。
ただ、中学受験を受けるなど勉強、勉強という状況でない限り、僕は塾は必要ないと思います。塾は通塾時間が必要になり、親の送り迎えも大変ですし、子供にとっても多くの時間を奪ってしまいます。小学生は、いろいろと興味を持っていく年ごろで、遊ぶこともとても大切なことだと思うので、貴重な時間を塾で費やしてしまうのはもったいないと思います。
そのため、家でできる学習方法を取り入れたいところですが、それでしたら、通信教育がおすすめです。
僕自身、進研ゼミは小学校、中学校とやらせてもらっていましたが、1学習あたりにかかる時間がたった15分でできるので、手軽にできますし、イラストが楽しかったり、分かりやすい解説があるため、「分かった!」という楽しさを味わえます。
いろいろな通信教育がありますが、おすすめする2つを載せておきますので、興味を持ったら資料請求をしてみると具体的なイメージがわくと思います。資料請求は以下のHPからできますが、無料ですので、費用がかかることはありません。ぜひ試してみると良いです。
進研ゼミ小学講座HP>>【進研ゼミ小学講座】
スマイルゼミ小学講座HP>>◆スマイルゼミ◆タブレットで学ぶ 【小学生向け通信教育】が誕生!
「集中力がない」への対応
小学生だと、まだまだ集中力はありません。
勉強し始めたたと思ったら、気付けばマンガを読んていたり、テレビを見ていたり・・・どの小学生もそんなものです。
ですので、勉強する場所の付近には、マンガやその他の遊び道具は片づけておき、気が散るようなものは、目に付かないようにしておきましょう。
それでも、勉強に集中し続けるのは難しいです。勉強するにしても、短時間集中にしましょう。
繰り返しになりますが、短い時間でやるなら、進研ゼミは1学習15分で取り組めますし、頑張るとプレゼントがもらえたりもします。スマイルゼミも短時間集中でできる仕組みになっており、自然と勉強する習慣も身に付くため、ぜひ一度資料請求してみると良いですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
子供のためにできることは、たくさんありますよね。
勉強を楽しく取り組んでくれるように、親も試行錯誤の毎日だと思います。
子供の将来のために頑張っていきましょう!