勉強につかれたときの休憩法が知りたいな!
byラピ
と、自分の言葉を紹介してしまいましたが、休憩法についての疑問に対して、お答えしていきます!
勉強って、がむしゃらに勉強すれば良いと思っていませんか?休憩も我慢して、ひたすら勉強すれば成果が出るというのは間違いです。
本記事では、学生や大人など誰にでも使える、勉強の休憩法について紹介します。
勉強にとって休憩は欠かせないもの!
一昔前、スポ根って流行りましたね。いわゆるスポーツ根性。とにかく、体を動かして鍛え続けるという手法。根性論です。
もちろん、スポーツの世界も生やさしい練習でトップレベルの選手になれるかというとそうではありませんが、ただ何も考えずにがむしゃらに取り組んで成果を出すことは不可能です。スポーツ科学など、科学的な研究もされつつある時代ですので、効率的に誰よりも努力していくことで、スーパースターになれるのです。
勉強も同じです。とにかく勉強すれば良いというわけではなく、効果的な勉強法を取り入れつつ、努力していくことで最大限の成果が出ます。
その効果的な勉強法の一つが、休憩です。
人の集中力は、長時間持続することはできず、どんどん低下していきます。集中力が低下すると、せっかくの勉強も効果が薄れてしまいます。
せっかく同じ時間を使って勉強するなら、効果が上がる勉強がしたいですよね?
適切な休憩を取って、勉強に最大限の成果を出しましょう!
休憩に目的を持とう!
休憩の目的は、
です。あくまで、勉強のための休憩であることを意識しましょう。
休憩は心地が良いため、目的を忘れるとずるずると休憩時間が伸びてしまったり、そのままフェイドアウト・・・ということにもなってしまします。
休憩するときは、「今、脳を休めているんだ」という目的はしっかり持つようにしてください。
具体的な勉強の休憩法を紹介!
では、具体的にどのように休憩を取り入れてると良いか紹介していきます。
人の集中力は90分が限界と言われています。しかし、その90分の間にも集中力は低下していきますし、限界までやると休憩による回復が遅れてしまうこともあるようです。細かい学説なんかはたくさんありますが、ここでは、具体的な休憩の仕方を取り上げて簡潔にまとめていきたいと思います。
一度、いろいろ試してみて自分に合った休憩法を取り入れてください!
では、具体的な休憩法を紹介します。
ポモドーロ法
ポモドーロ・テクニックとも呼ばれる有名な方法ですが、この方法は結論を言うと、
を繰り返すことです。
25分って短いって思うかもしれませんが、25分の理由は、「脳が疲れ切る前に回復を促す」ということと、「25分間は完ぺきに集中すること」としているからです。中断はNGです。
例えば、
●「スマホが鳴って一瞬見てしまう」
●「トイレに行く」
●「今日のスケジュールが気になって手帳をみてしまう」
などやっている勉強以外の全てのタスクは一切遮断します。お茶を飲むというのも休憩時間に行うようにしましょう。
そして、25分勉強に集中したら、5分は勉強から離れて、
●歩いたりして体を動かす
●お茶を飲む
●音楽を聴く
●目をつぶって、ぼーっとする
などするのです。できれば、休憩でスマホは触らない方が良いです。スマホを使うときに画面を凝視しますが、目や脳を疲労させますし、SNSなんかでメッセージを送ってしまうと返信が気になって、その後の集中を妨げることになります。
勉強するときは、勉強に集中できるよう、自分をコントロールしていくと良いですね。
こうやって、25分勉強に集中⇒5分休憩を4セット繰り返し、4セット終わったら、20~30分の長い休憩を挟んで、次のポモドーロ法に向けて、脳を休ませます。
これが、ポモドーロ法と呼ばれる方法です。
50分勉強して10分休む
ポモドーロ法では、短時間集中のサイクルでしたが、「25分では短すぎる!」、「短時間での切り替えが難しい」という人には、50分勉強⇒10分休憩のサイクルをおすすめします。
中学校や高校の授業では、1授業50分を取り入れているところが多いですよね。
50分勉強というのに、体も慣れていると思いますし、人の脳の集中力という観点からみても、50分勉強して10分休むというのは理にかなっていると思います。これも、4サイクル繰り返したら、1時間休憩(お昼ご飯とか)というように、途中で脳の疲れをリセットする長い休憩を入れると良いでしょう。
先にも述べましたが、50分は他ごとを考えないように、勉強だけに集中することが大切です。そして、休憩の10分は、脳を休めることに集中しましょう。
試験に合わせた休憩の取り方も慣れておく
ここまでは、短い時間で集中力が切れる前に休憩するという効果的な勉強法を紹介しましたが、実際に目指している試験を受けるときに、試験時間が何時間なのかを意識した勉強もするべきです。
普段、ポモドーロ法で短時間集中をしていて、急に90分の試験を受けるのは、体がついていきません。試験時間に合わせた勉強法も取り入れましょう!
大学入試や資格試験では、80分や90分、長いものでは120分といったものまであると思います。その時間に合わせて勉強もすることで、体も慣れていきますし、試験当日に実力を発揮することがきます。
基本的には、自分が一番集中できる休憩の仕方を行いつつ、試験の2週間前くらいから、試験時間に合わせた休憩の仕方にするといったように工夫して取り組みましょう!
お昼ご飯の後など眠たいときは仮眠を取ろう!
最近、企業なんかでも注目されていて取り入れるところもあるようですが、お昼ご飯のあとに仮眠をすることで、午後からの作業効率が格段に上がったという話も出ています。
あなたも実感したことがあると思いますが、勉強していて眠くなったときに15分くらい寝るとすっきりして、その後の勉強に集中できるようになったことはありませんか?
この方法のポイントは、仮眠です。あくまで、15分~長くても30分までの睡眠を取ることが、その後の勉強効率を上げるとされます。それ以上の睡眠は、脳が熟睡モードになってしまい、余計に眠くなりますので注意です。
特に、お昼ご飯を食べた後は、脳に血液が行かなくなり眠くなりますので、このタイミングで20分くらいの仮眠を取り入れてみましょう!
まとめ
ポイントをおさらいしましょう。
☑勉強の休憩は、25分勉強⇒5分休憩または、50分勉強⇒10分休憩がおすすめ。これを何セットかやったら、長い休憩も入れる。
☑試験前は、試験時間に合わせた休憩も取り入れる。
☑お昼ご飯の後など、眠くなったら、20分程度の仮眠を取ろう。
もちろん休憩法を自分なりにアレンジして、自分にベストな休憩を取り入れてみるのも良いと思います。
効果的な休憩を取り入れて、勉強に最大限の成果を出しましょう!