~本記事のテーマ~
- 東京都庁の試験難易度は?
- 東京都庁職員に就職するには?
東京都庁の採用試験に挑戦しようと考えている方にとって、その難易度は気になるところですよね。
日本の首都の職員として働くためには、どのような準備が必要で、どの程度の難易度があるのでしょうか?
本記事では、東京都庁の採用試験の難易度について詳しく分析し、合格するためのポイントや対策方法を紹介します。
民間企業から公務員への転職経験のある僕が、東京都庁就職を徹底解説するので、ぜひ参考にしてみてください!
東京都庁の採用試験の種類と難易度
まずは、東京都庁採用試験の種類と難易度をチェックしていきましょう!
採用試験の種類
東京都は、Ⅰ類(院卒・大卒程度)・Ⅱ類(短大卒程度)・Ⅲ類(高卒程度)・障害者・経験者・就職氷河期世代と採用区分が分かれ、試験区分によって受験資格が異なります。
(※年度によって採用人数は変わります。≫東京都HP「職員採用」)
試験区分 | 要件 レベル | 試験内容 | 採用予定人数 (令和4年度) |
---|---|---|---|
Ⅰ類A | 24~31歳 大学院修了程度 | 教養 論文 専門 面接(専門知識&人物) | 事務60人 土木30人 建築7人 ほか |
Ⅰ類B (一般方式) | 22~29歳 大学卒業程度 | 教養 論文 専門 面接(人物) | 行政360人 土木130人 建築10人 ほか |
Ⅰ類B (新方式) | 22~29歳 大学卒業程度 | 教養 プレゼンテーション ・シート作成 面接(プレゼン&人物) グループワーク 面接(人物) | 行政105人 ICT10人 |
Ⅱ類 | 20~25歳 短大卒程度 ※資格・免許職 | 教養 専門 面接(口述) | 司書4人 栄養士9人 |
Ⅲ類 | 18~21歳 高卒程度 | 教養 作文 専門 面接(人物) | 事務60人 土木37人 建築1人 ほか |
障害者採用 (Ⅲ類) | 18~59歳 高卒程度 | 教養 作文 面接(2回) | 25人 ※令和3年度 |
キャリア活用採用 | ~59歳 ※職務経験必要 一部、資格・免許必要 | 書類選考 教養 専門 論文 面接(プレゼン・経験・専門知識・人物) 面接(人物) | 事務10人 技術70人 専門職種26人 |
就職氷河期世代採用 (Ⅰ類B・Ⅲ類) | 36~52歳 大卒or高卒程度 | 教養 論文or作文 面接(人物) | 事務 ・Ⅰ類B10人 ・Ⅲ類10人 |
難易度
東京都庁の採用試験には、主に「一般職採用試験」と「技術職採用試験」があります。
一般職は行政系の業務、技術職は土木や建築などの専門分野を担当します。
一般職採用試験の難易度は非常に高く、全国の受験者が多いため、競争率も高くなりがちです。
特に、一次試験の筆記試験では基礎学力に加えて専門知識も問われるため、しっかりとした対策が必要です。
東京都庁の倍率は?
東京都庁の倍率は、高い傾向にあります。
特に一般職の採用試験では、倍率が~6倍程度になることも。
他の自治体と比較すると、「めっちゃ高い」という訳ではありませんが、日本の首都で働くだけあって、ハイレベルな受験生も多くなります。
この高倍率の背景には、東京都庁で働くことの安定性や社会的な貢献度の高さがあるでしょう。
また、技術職についても専門知識が求められるため、競争率は低くありません。
受験者は、専門的な知識とスキルをアピールすることで、合格への道を開く必要があります。
▼東京都庁は中途採用もあり!
東京都庁合格を勝ち取る試験対策方法!
東京都庁合格を勝ち取るなら、計画的な学習と十分な準備が欠かせません!
試験対策方法について見ていきましょう。
筆記試験対策
東京都庁に向けた筆記試験の対策としては、まず過去問題集をしっかりと解くことが重要です。
過去の問題を繰り返し解くことで、出題傾向や問題形式に慣れることができます。
また、専門知識の習得も必要になってくるので、効率的に学習できる教材を選び、計画的に進めていきましょう。
また、論文試験対策も超重要。
論文では、自分の意見を論理的に述べる力が問われるため、日頃から時事問題について自分なりの考えをまとめる練習をしておくと良いでしょう。
テーマは多岐にわたりますが、特に行政に関連する課題や社会問題についての知識が求められます。
これに備えるために、新聞やニュースを日常的にチェックし、自分の意見を持つことが大切です。
面接試験のポイントと対策
東京都庁の筆記試験に合格すると、面接試験があります。
面接試験では、受験者のコミュニケーション能力や問題解決能力が重視されます。
対策としては、まず志望動機や自己PRをしっかりとまとめること。
また、東京都庁で働くことに対する情熱や、具体的にどのような業務に貢献したいかを明確に伝えることがポイントです。
面接官からの質問には、まずは結論を述べつつ具体的なエピソードを交えて答えることで、説得力が増します。
事前に模擬面接を実施して、質問に対する受け答えの練習をするのがよいでしょう!
予備校を受講しておけば、模擬面接がカリキュラムとして準備されてると思います!
事前に練習しておけば安心ですね。
特に「なぜ東京都庁を選んだのか?」という質問に対しては、明確な答えを持つことが重要です。
他の自治体との違いや東京都の抱える課題について自分なりの視点を持ち、それに対する貢献の意欲を示すことが好印象につながります。
また、チームワークやリーダーシップを問われる質問も多いため、これまでの経験を振り返り、具体的なエピソードを準備しておくと良いでしょう。
東京都庁合格のための学習計画の立て方
東京都庁の試験に合格するためには、計画的な学習が不可欠です。
まずは試験の日程から逆算して、どの時期に何を学ぶべきかを明確にしましょう。
独学の場合
東京都職員を独学で目指すなら、試験対策の進め方をしっかりプランニングしておくことが重要です。
筆記試験、専門知識の習得、論文対策、面接対策と、段階ごとに目標を設定して学習を進めましょう。
また、定期的に自分の進捗を確認し、弱点を洗い出して改善していくことも大切です。
独学なら、学習スケジュールをきちんと管理することが求められますね。
例えば、毎日少なくとも2〜3時間を筆記試験対策に充て、定期的に模擬試験を受験して実力チェックするなど、具体的なプランを立てることが重要です。
また、論文や面接の練習は後回しにしがちですが、早めに取り組むことで余裕を持った準備ができます。
予備校利用なら圧倒的有利
公務員を目指すなら、基本的には予備校利用がオススメです。
僕は独学で市役所合格を勝ち取りましたが、試験科目の確認、勉強スケジュール、進捗チェックといったことをすべて自分で管理する必要があり、試験対策以外の労力や不安を抱えてしまいます。
一方、予備校なら、決められたカリキュラムを計画通りにこなしていくだけで済むため、試験対策に集中することが可能。
最近では、自宅で気軽に学習できるオンライン講座も多く提供されており、比較的安価に受講できることも魅力です。
特に、独学では得られにくい模擬面接の機会や、講師からのフィードバックは予備校ならではのメリットでしょう。
だいたい10~30万円程度の費用はかかりますが、これで合格への可能性が上がるならコストパフォーマンスは良好です。
東京都庁で働く魅力!
東京都庁で働くことには多くの魅力があります。
まず第一に、首都東京という大都市の行政に携わることで、社会に大きな影響を与える仕事に取り組める点です。
都市計画や防災対策、福祉政策など、東京都民の生活に直接関わる業務に従事することで、やりがいを感じることができます。
また、東京都庁は安定した職場環境を提供しており、福利厚生も充実。
働きながらスキルアップできる研修制度も整っており、長期的なキャリア形成が可能です。
こうした魅力が、多くの受験者にとって東京都庁を目指す理由となっているでしょう!
まとめ
東京都庁の採用試験は高い難易度を持つ試験ですが、しっかりとした準備と計画的な対策を行うことで、合格を目指すことができます。
学習計画をしっかりプランニングし、筆記試験の過去問対策や、論文・面接対策を行い、東京都合格を勝ち取りましょう!
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