市役所で異動したい場合はどうしたらいい?【元市役所職員が解説】

公務員ライフ
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市役所に勤めていますが、今の部署を異動したいです。どうしたらいいでしょうか?

そんな疑問にお答えします。

市役所の職員で異動したいなーっていう人はけっこういるのではないでしょうか。僕は、元市役所職員として勤めていた経験があるので、自分も異動希望ありましたし、周囲の人ともそんな話題で盛り上がったことがあります。

市役所では様々な部署があり、異動すると仕事内容だけでなく、違う会社なのではないかと思うくらい環境が変わります。そのため、どうしても仕事が合わない、職場の環境になじめないといったことがあります。

では、異動したいと思ったときは、どうしたら良いのでしょうか?

本記事では、市役所で異動したいと思ったときにすると良いことを、具体的に紹介していきたいと思います。市役所で勤めた経験や、先輩方から聞いた話もたくさんありますので、実際に有効な方法を紹介できると思います。

~この記事を読むと良い人~◎市役所職員で今の部署を異動したいと思っている人
◎異動するためにはどうしたら良いか具体的な方法が知りたい人

市役所の異動について

掲示板に貼紙がされている様子のイラスト

市役所の人事異動は、基本的に4月に一斉異動があります。年度途中は、退職者がいたり、職員の休職やトラブルなどで欠員があると、異動する場合もあります。

市役所職員の異動周期は、だいたい3~4年程度です。早いと1年で変わる人がいたり、長くて7年いたりする人もいましたし、事情によって様々です。特に、若いうちはいろいろな部署を経験する必要がありますから、3~5年くらいでは、まず変わると思います。

市役所で異動したい場合にすること

市役所で異動したいと思う理由は様々だと思います。例えば、次のような理由ではないでしょうか。

~人間関係面~
●上司との折り合いが悪い。
●同僚とケンカをした。
●うるさい先輩がいる。
●(女性なら)男性が多い職場で窮屈。※逆もある
~仕事内容面~
●仕事内容が合わない。つまらない。
●忙しすぎて、残業が多い。
●上司が仕事に細かくて、精神的に辛い。
●住民にクレーマーがいて嫌だ。

他にも理由はあると思いますが、あなたが本気で異動したいと思っているなら、深刻になる前に行動するべきです。ストレスは知らない間にたまっていって、気付いたときには「うつ病」など、症状が重くなる場合もあります。

では、異動したいと思ったときにどうしたら良いか具体的に紹介していきます。

異動希望を出す!理由によっては異動希望は通りやすい。

封筒を差し出す女性のイラスト

まず、正攻法から紹介します。

市役所の制度として、自己申告書というものがあると思います。毎年10月頃に、異動希望を記入して提出するものです。上司が確認して、最終的に人事課に提出し、人事異動の参考資料となります。

この異動希望の効力は、先輩方の経験を聞いている限り、ほとんどないような気がしますが、中には通るものもあるようです。異動希望が通るためには、それなりの理由が必要です。

●仕事内容や人間関係で仕事に来るのが辛い。
●同僚とケンカをして、仕事がしづらい。
●残業が多く、体調が優れない。
●子育てで残業ができない。休みをどうしても取らないといけない日もある。
●親の介護が必要になった。

などです。自治体によって、人事課の判断基準になるかならないかはあると思いますが、基本的な考え方として、

『今の職場のままでは仕事が続けられない』

という事情が判断されれば、異動対象になるでしょう。

上司や人事課、職員組合に相談する

異動希望は書面上のもので、もちろん正式な申告書になるのですが、たくさんの職員を抱えている人事課としては、全てをかなえることは不可能です。

そのため、全職員が出す異動希望ではなく、直接相談することは、より効果があります。できれば、上司に相談するのがベストです。ここを飛ばして人事課に話を上げてしまうのは、上司がへそを曲げてしまう可能性が高いからです。

しかし、上司とのトラブルが原因なら、人事課や職員組合に直接で大丈夫です。

相談する場合に気をつけることは次のとおりです。

●今の職場では続けられない理由を論理的に持っておく。
⇒今の職場で続ける方法を提案される場合もある。
●(上司や人間関係でのトラブルの場合)自分の非を認めつつ相談。
⇒その方が聞き入れられやすいし、今後の人間関係にもつながる。
●相談前にアポイントを取っておく。「お忙しいところ恐縮ですが、人事の関係で相談があります。ご都合の良い時間あれば、少しお時間いただきたいのですが。」などと、丁寧にお願いする。

上司も人事課も、真剣に相談すれば、親身になって聞いてくれると思います。もし、「今の上司は聞いてくれないだろうな」とか「人事課は動いてくれないだろうな」と思っているかもしれませんが、上司や人事課も公務員である以上、あなたが病気になったりして責任になるのを恐れます。

何かしら対応はしてくれますので、深刻になる前に早めに相談しましょう。

どうしてもの時は休暇などの対応もする

ベッドで寝る男性のイラスト

たぶん人事課に相談すれば何か変わると思いますが、それでも何も変わらない場合は、「うつ病」などの深刻な病気になる前に休みましょう。「うつ病」はとても怖い病気で、一度なってしまうと治るのに時間がかかります。

「最近、気分がずっと優れない」、「仕事のことを考えると動悸がする」など、自分の体がおかしいなと思うときは、早めに上司に相談するなどして休みをもらのも手です。

市役所に勤める上で大切なこと!無理をしないこと!

市役所では様々なタイプの人がいます。

●仕事をまじめにやりすぎる人
●自分で抱え込み過ぎる人
●仕事ができて、人をうまく使いながら要領よく裁いていく人
●さぼりたいばかりで自分に仕事が来ないようにする人

特に注意が必要なのは、「仕事をまじめにやりすぎる人」、「自分で抱え込みすぎる人」です。

電話でクレームを受ける様子のイラスト

現在の市役所の業務は、制度も複雑になっており、業務が煩雑で忙しい部署はとことん忙しいです。その上、住民の中には「公務員」を目の敵にされる人もいますので、嫌味や罵声をあびせられることもあります。

そんなときに、この2パターンの人は、心身へのダメージが大きくなり、「うつ病」などの病気になってしまうこともあります。

繰り返しになりますが、「辛いなー」と思ったときは、上司や人事課、職員組合などに相談してください。

人生の中で、仕事は長い時間をかけてやっていくマラソンのようなものなので、無理しすぎず、自分のペースをつかんでいくようにしてください。

まとめ

ポイントをおさらいしましょう。

☑市役所の人事異動は、基本的に4月に一斉異動となる。
☑異動したい場合は、「異動希望を出す」、「上司や人事課、職員組合に相談する」という方法がある。
☑今の職場で続けられない理由を真剣に相談すれば、親身に乗ってくれるので、本気で異動したいと思うなら、深刻な事態になる前に、早めに相談しましょう!

仕事は、ながーいマラソンのようなものです。無理しすぎずに、自分のペースを作ってがんばっていきましょう!