市役所って残業はあるの?元市役所職員が実態を紹介します!

公務員ライフ
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市役所を目指しています!市役所って残業ありますか?

そんな疑問にお答えします!

スーツの男性が泣いている様子のイラスト

市役所を目指している人は、どれくらい残業しているのか気になりますよね。僕も市役所の試験対策をしているときに気になって調べましたが、実際に入庁してみると全然違ったってことがあります。(思っているより激務でした笑)

ネット上で出回っている情報は、誰が書いているか分かりませんし、市役所経験者だとしても、激務部署を経験したことがない人が書いていたりします。

そんな人は早い時間に帰っているため、市役所全体でどこの部署が遅いとか、現状がよく見えていないんだと思います。

ラピ
ラピ

市役所の残業についての認識を間違えて、実際に入庁してから「こんなはずではなかった」となっても遅いです。実態をしっかり把握して目指すべきですね!
僕自身、残業のリサーチに失敗しているので、この記事では市役所を目指すあなたにとってリアルな実態を書きます!

本記事では、市役所で勤めた経験をもとに、市役所の残業事情の実態を解説していきますが、僕自身が激務部署にいて、夜中まで仕事していたことが何回もあるため、どの部署が何時まで残っていたかはほぼ把握しています。

そのため、市役所のリアルな残業の実態として、信頼性がある記事と思っていただいて良いと思います。

~この記事を読むといい人~◎市役所を目指している人
◎市役所のリアルな残業事情が知りたい人

市役所の残業の実態は?

徹夜で仕事をする男性のイラスト

市役所の開庁時間は、8:30~17:15が多いでしょう。なので、17:15分が定時。

市役所は定時になればすぐ帰ってアフター5が充実!そんなイメージを持っている人も多いと思いますが、半分正解で半分間違いです。

というのは、部署や人によって大きな差があるのです。

ちなみに、地方公務員の残業時間データは次のとおりです。

~地方公務員本庁職員のH27年度時間外労働時間~
◎都道府県・・・18.6時間/月
◎政令指定都市・・・19.5時間/月
◎県庁所在市・・・16.5時間/月
総務省HPより引用)

これをみると、ひと月に21日程出勤するとしたら、「毎日1時間の残業なんかー」と思うでしょうが、市役所を経験した僕からすると、そんなわけないと思います。

感覚的にですが、確実にもっと残業していると思います。

おそらく、この数字は次の理由から少なくなっていると思われます。

●残業をめちゃくちゃしている人がいる一方で、定時で帰れる人がいるため、平均として少なくなっている。
●残業をつけずにサービス残業している。

この両方が影響していると思いますので、数字だけをみて残業が少ないと思わない方が良いと思います。

市役所の残業事情➀:具体的な残業時間は?

時間をイメージさせる時計のアイキャッチ画像

僕が激務部署にいたときの残業時間を紹介します。

繁忙期⇒月70~100時間
ちょい忙しい時期⇒30~60時間
閑散期⇒10~30時間


年間残業時間400~600時間

繁忙期などの割合は、

繁忙期:ちょい忙しい時期:閑散期⇒2:6:2

くらいで、3年間、こんな生活をしていました。閑散期、少なっ!(笑)

こんなに残業するの!?と心配になる人もいると思いますが、市役所でも上位に入る激務部署だったと思いますので、全てがこんな状況ではないですし、今は働き方改革で残業を減らす方向に動いていますので、もう少し良くなってはいると思います。

ちなみに繁忙期は、一週間まるまる23時~0時過ぎまで働いたこともあります。

市役所の残業事情➁:部署や人による差が大きい!

落胆を表現するアイキャッチ画像

僕が3年間市役所に勤めて、つくづく実感したことは、

「仕事の配分が悪い!」

これに尽きます。市役所の仕事は、担当制で、年度初めに「ある業務は○○さんがやって、この業務は▢▢さんがやる」というように担当を決めてしまいます。

そのため、一度決めてしまうと、よっぽどのことがない限り、担当を変えたり、配分を変えたりしません。変なところが律儀ですよね(笑)

しかも、担当を決めるときには、従来やってきている分け方で決めようとするため、時代が変わって負荷が上がっているものも、そのまま前例を重んじて分けてしまいます。

仕事を投げ出す男性の様子のイラスト

そのため、だんだんと一人じゃ手に負えないということも出てきますし、逆にめっちゃ楽になっている業務もあったりします。

その結果、業務負担に差ができたりして、早く帰る人と、毎日のように残業する人が出てくるのです。

残業時間で言うと、年間合計で30時間程度しかしていない人がいる一方、500時間、600時間あるいはそれ以上の人もいます。働き方改革で、実態も変わっていくと良いですが・・・。

市役所の残業事情③:残業が多い『激務部署』とは?

落胆している男性を表すアイキャッチ画像

市役所によって、残業が多い部署は異なりますが、部署ごとにだいたいの特徴がありますので紹介します。

●財政課
次年度予算を立てる時期(10月~翌2月頃)には土日も出勤になるほど激務。他には決算の時期である6月頃や、年中それなりに仕事がある。
●人事課
多くの職員を抱える人事課は、給与、手当、福利厚生、研修などを取りまとめるため、かなりの事務量をこなすことになる。基本、激務。
●福祉系
福祉系の中でも、高齢介護、国民健康保険を担当する部署は特に事務量が多い。日中のお客様の対応もあるため、残業は多くなる。
●子育て支援課
子育て関連の施策や、たくさんの子育て施設の管理運営があるため、担当によっては激務になる。
●商工観光課
イベントや観光施設の管理などを行う。商工観光に力を入れている自治体であれば、残業は頻発する。大きなイベントは土日になるため、休日は仕事になることが多い。
●秘書課
市長出席などの行事が多いとそれだけ忙しくなる。例えば、自治体が市制〇周年などでイベントが多いと、かなり忙しくなる。また、自治体によっては、災害関連のことも担当する場合があるので、そうなると激務部署になる。
●税務課
市民税の担当は確定申告の時期から5月頃まで忙しい。それ以外は暇。土地、家屋の評価をする担当になると、固定資産の評価変えの時期はかなりの残業になる。
●管財課
自治体の体制によるが、庁舎や公用車、備品、市有土地などの財産を管理する部署で、業務範囲が広く、地味に忙しい。管財課で入札を取りまとめる自治体もあり、年度末、年度初めは激務となる。

自治体によっては、他にも激務部署があったり、上に挙げた部署でも意外と暇ってこともあります。

もし、忙しい部署になったら、人事異動まで何とか耐えるしかないですね。

市役所の残業事情④:残業代って支給される?役職は?

お札を持つ女性のアイキャッチ画像
お金のマークのイラスト

市役所の残業代は、自己申告制なので、必要な仕事をするならちゃんと申請しましょう。

残業は割りとつけやすい方だと思います。基本的に仕事が嫌いな人が多いからでしょうか、やった残業はしっかりお金にしたいという考え方が浸透している気がします。

それは管理職になってもそういう考えでいてくれるので、申請すれば通ることがほとんどでしょう。

ただ、財政面で厳しい自治体は、残業規制があったりするところもあるようです。残業はダメだけど業務が終わらない場合は、サービス残業するしかないという結果になります。

公務である以上、やり遂げないといけない業務もあるので、辛いところです。

ちなみに、管理職までいくと残業代はつけられなくなります。

ほとんどの自治体は、課長級以上を管理職にしていて、残業代をもらえるのは「係長まで」というところが多いでしょう。

まとめ

ポイントをおさらいしましょう!

☑市役所の残業は、部署や人によってばらばら。残業がないというのは、あり得ない。
☑市役所は忙しい時期など、夜中まで仕事をすることもある。
☑残業代は自己申告制だが、つけやすいと思われる。残業代がつくのは係長までの自治体が多い。

公務員であっても、どこの会社に行っても残業問題はありますね。しっかり現状を知った上で受験し、入庁したときにイメージと違ったということがないようにしましょう!