~本記事のテーマ~
- 公務員の退職理由って何?
- 公務員を辞める人の特徴は?
公務員を目指すかどうか迷っています。
退職する人の理由ってなんですか?
公務員を辞める人の特徴は?
就職がオススメではない人のタイプが知りたいです。
そんな疑問にお答えします!
「安定職」とも言われる公務員ですが、自己都合退職する人がいるのも事実。
公務員を目指す方にとっては、「公務員を辞める人の理由って何!?」と不安になりますよね。
公務員を目指すなら、どんな人が辞めるのかチェックしておくといいね!
本記事は、公務員の退職理由代表例を紹介します!
民間企業から公務員転職&退職経験のある僕が、辞める理由5選を徹底解説するので、ぜひ参考にしてみてください!
公務員&民間企業の両方の就職経験があるので、より客観的に解説できるかと思います!
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公務員の退職理由5選!
さっそくですが、公務員の退職理由として、代表的なポイントを紹介していきます!
僕自身も公務員を辞めた経験から、退職理由となることを徹底解説していきます!
- 働き方が合わない
- 人間関係が合わない
- クレームのストレス
- 激務で疲弊
- 給料への不満
働き方が合わない
昨日のポストにかなり反応があって驚いております。下っ端公務員が1人辞めるだけなのに反応いただきありがとうございます。
— ズッキーニ@地方ハム (@BtVkvozlLvNldXd) October 31, 2023
辞める理由は公務員の働き方が自分には合わなくなり、働き方を見直して変えたいなと思ったからです。
公務員を辞める理由として、「働き方が合わない」というのは大きいところでしょう。
- 仕事内容
- 業務の進め方(ハンコ文化)
- 当たり前の残業
- 短期スパンでの人事異動
などなど
仕事内容や、公務員独特のハンコ文化(決裁制度)など、業務的に合う合わないは分かれやすいところです。
こういった「働き方」については、仕事へのやりがいに直結しますし、合わない状態ではモチベーション低下を招きます。
3年程度での人事異動もあり、いきない不慣れな業務を担当することもアルアル。
前任のやり残しで「責任を取る」といったこともあり、退職を考える方も多いでしょう。
公務員を辞める理由のひとつ。公務員は「他人の仕事」を引き継いでいくことが多い。前任者の仕事がお粗末だと、転勤早々、平謝りの日々を送ることになる。何もわからないのに、メチャクチャに責められるから、そりゃ心も壊れていくよね。自分の仕事を胸張ってやりたいと思った。だから辞めるよっ✨
— ひろべえ|1棟取得に向け活動中 (@Hirobe_hobbyist) February 10, 2022
人間関係が合わない
地方公務員の知り合いの方も人間関係がち辛いって言ってた。クズしかいないらしい。休職した方に対してあからさまに冷たくしたりするんだって。
— ぽくたん@21卒 (@kisuland) March 20, 2024
公務員の人間関係も、退職理由の大きなところです。
- 「上司は絶対」的な雰囲気
- 年功序列への不満
- 職場の人とうまくいかない
などなど
僕も市役所職員の時に思ったことですが、公務員ならでは「お堅い」雰囲気はあります。
年功序列で、仕事面で”良くない”人も上司ポジションにいたりして、「合わない」と感じると辞める理由になるでしょう。
「上は絶対」的な考えの人も、少なからずいます。
指示命令系統として、必要な面もありますが、過度な上の圧力で「不満」を感じる職員もいるでしょう。
また、転勤のない公務員職種だと、人間関係がうまくいかなかったときに、ずっと同じ屋根の下で働くという状況も。
居心地が悪くて、退職を考える人もいます。
クレームのストレス
25歳。「公務員なら安心だ。これからも娘を頼んだよ」妻の父に初めて会った時の一言。しかし、30代になると、超過勤務、休日出勤、クレームの嵐。仕事が恐怖となり、ストレスで適応障害に。妻の父の言葉が忘れられず、ずっと言い出せなかったが、先日退職と起業を報告。意外な一言に涙。それは…
— ちーた|はみ出しせんせー (@yurari_1212) March 17, 2022
公務員は、職種にもよりますが、何かとクレームを受ける機会が多くなります。
僕は市役所でしたが、窓口部署ではクレーム対応はアルアル、「公務員を目の敵」にする市民もいて、肩身が狭い思いをすることもあるでしょう。
モンスター的なクレーマーもいます。
定期的に市役所に来て、職員を捕まえ1~2時間説教して帰る人もいました。
公務員の立場的に、悪質なクレームにも丁寧に応えないといけないため、大きなストレスとなって退職を考える人もいるでしょう。
激務で疲弊
地方公務員、数は減ったが今でも楽な部署は死ぬほど楽。ずっとそうなら辞めたくないけど、激務部署や人間関係がはずれ部署になった時、辞めたいと思ってもどうしようもなくなるのよね。。。
— たくのす🐣 (@tachnos_cpa) January 27, 2022
「安定の公務員」と言われつつも、仕事は激務なことが多いです。
深夜残業、休日出勤等で、辞める理由となる人もいるでしょう。
僕が市役所職員だったときも、激務でツラいことは多かったです。
ただし、僕がいた市役所では、激務な部署がある一方で、暇な「天国部署」たるものもありました。
公務員の知人もいますが、【激務⇔楽】な部署の差が激しいのは、アルアルのようです。
給料への不満
昇給毎年するだけマシって誰かに言われた気がするけど、給料クッソ安い上サビ残だらけの公務員で毎年の昇給すらなかったら辞めるわこんな仕事
— かほ (@CiaKaho) October 21, 2021
公務員の給料への不満が、退職理由にもなり得ます。
安定的な昇給やボーナス制度など、福利厚生面で恵まれてはいますが、とくに若手のうちは「基本給の安さ」は感じるところでしょう。
【経験談】公務員を辞めてよかったと思うこと!
僕自身の市役所退職経験から、辞めてよかったと感じる点をまとめます!
- 職場の人間関係のストレスがなくなった
- 公務員という立場でのストレスがなくなった
- 自由にチャレンジできるようになった
職場の人間関係のストレスがなくなった
まず、公務員を辞めてよかったと感じる点は、人間関係のストレスから解放されたこと!
僕の場合、社会人枠での採用だったので、いきなり激務部署に配属されました。
3年間の市役所生活の中で、他部署との調整、部長級へのレク、副市長&部長級が出席する会議の調整役など、人間関係でストレスのかかる仕事も多かったです。
公務員を辞めることで、「無駄なストレス」はなくなったのはよかったかなと思います。
公務員という立場でのストレスがなくなった
僕自身、公務員という立場にも、ストレスを感じていたのかなと。
当たり前ですが、日々「問題を起こせない」というのもあるし、「休暇中でも市民とばったり会う」なんてこともイヤだなと思いました。
3年間の市役所生活で、ネガティブな「住民説明会」開催なども経験しました。
市民の目へのストレスは、より感じることになったかと思います。
公務員を辞めたことで、そういったストレスから解放されてよかったかなと思います。
自由にチャレンジできるようになった
公務員の仕事は、ルールにのっとり、着実に業務を遂行していく人が認められます。
チャレンジよりも、ミスせず前例どおり無難にやろう的な感じです。
個人的には、「ミスを恐れずチャレンジしたい」「より大きな成果を目指したい」という思いがあるので、そもそも民間肌なのかなと。
僕の場合、公務員を辞めてフリーランスになりましたが、自分の思った通りにチャレンジできるようになったのがよかったかなと思います。
フリーランスは、自由の反面、責任も伴いますが、やりがいは感じてます!
いろいろと、公務員を辞めてよかったという面もありますが、公務員生活で良い面もありました。
【メリット】公務員は良いところもある!
公務員は、良い面もあります!
僕自身も感じた公務員のメリットと言える点を、以下に紹介していきましょう!
ちなみにですが、公務員の離職率は「1%程度」と言われます。
10%前後の民間企業(就業条件によって異なる)と比べて、圧倒的に低い水準のため、一度公務員になると長く働く人は多いです。
- 恵まれた福利厚生
- リストラがない
- 世間的な信用がある
恵まれた福利厚生
公務員の福利厚生は、充実しています。
初任給はそれほど高くないですが、安定した昇給や、各種手当・ボーナス制度が充実し、収入面は悪くないでしょう!
有給も、初年度から20日もらえ、わりと使いやすい職場が多いです。
定年まで働けば、退職金もしっかりもらえます。
リストラがない
公務員は、よっぽどのことをしない限り、クビになりません。
民間企業では、業績の悪化でリストラということもアルアルですが、公務員なら安泰でしょう。
世間的な信用がある
公務員は、世間的な信用がバツグンです。
- ローンが組みやすい
- まわりからの評判が良い
- 異性からモテる
生活に大きく関わる部分で言うと、住宅ローンの組みやすさは間違いないでしょう。
僕も、マイホーム購入を検討したことがありますが、「公務員」という肩書きだけで、まず問題ないだろう的な感じでした。
まわりからの評判も良いですし、とくに男性なら、女性からモテる職業としてトップを争う仕事です。
合コンやマッチングアプリ等でも、公務員なら異性の気を引きやすいという声もあるでしょう。
公務員を辞める人の特徴!目指すか迷ったときの判断基準!
さまざまな理由で公務員を辞める人もいる中で、「目指すか迷う・・・」という方も多いはず。
僕自身も公務員退職を経験した中で、目指すか迷ったときの判断基準を以下にまとめます!
以下、公務員を辞める人の特徴にもなるため、「自分に当てはまる」と思った方は、公務員を目指すか要検討でしょう。
- チャレンジ精神旺盛?
- 事務処理にもやりがいを感じられる?
- 高年収を目指したい?
チャレンジ精神旺盛?
公務員は、基本的に「守り」の仕事です。
決められたルールに則り、一つ一つ確実に決裁を取って業務を進めていきます。
仕事が進んでいく体感スピードは「遅め」になるため、「チャレンジ精神が旺盛で、ガンガン仕事を進めていきたい」ような方にはオススメできないかもしれません。
▼公務員がオススメできないタイプ
- 業務をどんどん改善して、バリバリ成果を上げたい
- バリバリ利益を上げていきたい
などなど
事務処理にもやりがいを感じられる?
公務員は、単調な事務作業に追われることもあります。
仕事内容は、公務員職種や部署によるところが大きいですが、コツコツと事務処理がこなせるかは大事でしょう。
国家総合職のように、企画・立案など高度な仕事でやりがいを感じる方もいますが、激務度も上がるので検討は必要です。
高年収を目指したい?
公務員は、世間一般の年収と比べると、高めの水準になります。
国家公務員 (全体) | 地方公務員 (全体) | 民間企業 | |
---|---|---|---|
平均年収 | 約677万円 | 約658万円 | 458万円 (正社員523万円) |
平均年齢 | 42.3歳 | 42.1歳 | ー |
※給与水準算出根拠
- 地方公務員は平均給与より算出
(※参照:R4総務省資料) - 国家公務員は平均給与より算出
(※参照:R5人事院「国家公務員給与等実態調査」) - 賞与は国家公務員4.4か月分を基準とする
- 民間企業の平均年収は国税庁令和4年分統計参照
ただし、公務員という立場では、圧倒的な高年収という訳にはいきません。
世間情勢に合わせた給与設定になるため、年収1000万円などの高給取りを目指すなら、大手民間企業等を目指す方が現実的でしょう。
【目指し方】生活の安定なら公務員は大アリ!
公務員なら、生活の安定性の面では十分勝ち組。
「国のため」「市民のため」などという仕事のやりがいを感じる面もあるので、目指す価値は大アリでしょう!
公務員の目指し方!
公務員になるには、各職種別(自治体別など)の公務員試験に合格して、内定を勝ち取ることが必要です。
- 公務員試験合格
- 内々定
なりたい公務員によって、試験内容は異なります!
たとえば、国家総合職試験の内容は、
- 基礎能力試験(多肢選択式)
- 専門試験(多肢選択・記述)
- 政策課題討議試験(グループ討議)
- 人物試験(個別面接)
- 英語試験(TOEIC等のスコアに応じて加算)
といったところ。
基本的に、選択式の筆記、論文、グループ討議、面接などといった試験が行われます。
公務員試験対策には、職種別に難易度が異なりますが、ざっくり1000~1500時間以上の勉強時間が必要と言われ、1年単位での取り組みとなるでしょう。
予備校が合格への近道!
公務員合格には、予備校の利用がオススメ。
(≫公務員予備校の必要性はこちらで解説)
膨大な範囲の学習が必要で、多くの受験生との競争になるため、試験内容・重点科目を把握し、効率的に学習を進めることが大切です。
やはり、試験対策のプロである「予備校」の利用が、合格への近道となるでしょう!
まずは情報収集から!
公務員を目指すかお迷いなら、まずは情報収集が大切。
仕事内容や、試験内容&日程等はよくチェックしておきましょう!
公務員のこと、試験対策のことが分からないと、判断できないもんね。
公務員の情報収集なら、手っ取り早いのは予備校の資料請求。
「予備校の資料請求って、入校のための広告パンフレットでしょ?」
と思う方もいるかもしれませんが、予備校によっては、広告だけでなく「公務員&試験情報の詰まった冊子」ももらえたりします。
予備校資料は無料でもらえるし、公務員試験の全体像を把握するのにオススメ。
公務員を目指すかお迷いなら、最初にもらっておくと良いかなと思います!
- 公務員試験の流れや対策など「全体像」が把握できる!
- 予備校の学習内容や料金が分かる!
とくに、通信講座のクレアール ・大手LECの資料請求(無料)はオススメどころ。
公務員試験情報の掲載が多いので、地方公務員を目指すなら、まずはチェックしてみると良いでしょう。
まとめ
公務員の退職理由は、次の5つが主なところでしょう。
- 働き方が合わない
- 人間関係が合わない
- クレームのストレス
- 激務で疲弊
- 給料への不満
ただし、公務員の離職率は低い水準のため、長く働く人も多いです。
恵まれた福利厚生もあるため、目指す価値は大アリでしょう。
公務員を目指すかお迷いの方は、まず情報収集が大事。
「仕事にやりがいを感じるか」「試験対策がどんな感じか」
など、公務員の全体像をチェックしておくことをオススメします!
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▼公務員をやめる方なら通信講座で資格取得もあり!