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【公務員対策!】市役所論文試験の頻出テーマと書き方のポイントを解説!

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~本記事で解決すること~

  • 市役所論文試験の頻出テーマは?
  • 公務員試験の論文の書き方は?

公務員を目指しています!

市役所の論文試験で頻出のテーマって何ですか?

そんな疑問にお答えします!

本記事は、市役所の論文試験対策をお考えの方向け記事です。

市役所の論文は、2次試験突破にとても重要なもので、しっかり対策していないと市役所を合格することは厳しくなるでしょう。

この論文試験で出題されるテーマは自治体ごとで異なりますが、「頻出テーマ」はあります。

そこで本記事では、市役所論文試験の頻出テーマ&書き方のポイントについて紹介していきます。

僕自身、民間企業から市役所への転職を成功させた経験を含め、公務員試験の論文対策について徹底解説しますので、市役所合格を目指す方はぜひご参考にください!

市役所入庁の辞令
市役所入庁の辞令

市役所論文試験で頻出テーマとは?

先にも述べたとおり、市役所の論文試験で出題されやすいテーマというものはあります。

自治体によっても傾向があったりしますので、よくリサーチしておくとよいでしょう!

市役所論文試験で頻出テーマとして、出やすいジャンルは次のとおりです。

  • 行政が抱える問題
  • 話題のニュース
  • その自治体が力を入れて取り組んでいること
  • 公務員像

市役所の試験ですので、基本的には「行政のことに対して論理的に文章が書けるか」が見られることが多いです。

公務員試験の論文の書き方については下記事で詳しく解説していますので、あわせてお読みいただくとよいかと思います。

では、具体的にどのようなテーマが多いのかを紹介していきます。

近年の傾向として取り上げられやすいテーマは以下のとおり!

  • 行政の役割
  • 少子高齢化、人口減少
  • 資源とゴミ
  • 情報化と未来
  • 災害対策
  • 理想的な公務員像

⇒その時にある行政の課題や、話題となっている事柄が多い!

これらのテーマについて、60~120分で800~1,800字程度の論文として記述することになります。

書き方の基本的なパターンは、

問題提起(背景)⇒解決案(主張)⇒理由⇒根拠(実例)

とすることが基本です。

さまざまなテクニックがあるかもしれませんが、「分かりやすく」「論理的に」主張を述べていきましょう!

では、それぞれのテーマについて、実際の出題例と対策のポイントをみていきます。

【市役所論文試験】出題されやすいテーマを徹底解説!

市役所論文試験における、出題されやすいテーマの対策について以下に解説していきます。

紹介する対策のポイントは一例になりますので、より改善してオリジナリティを出せるよう取り組んでいくとよいでしょう!

テーマ:行政の役割

あなたが市役所という行政機関を目指す上で、行政の役割については押さえておく必要があります。

根本的なところが問われて全く書けないようでは、論文試験を突破することは難しくなります。

このテーマの出題例を挙げます。

  • これからの行政に求められるものは何か。
  • 行政と民間の役割分担について。

このテーマへの対策のポイントは次のとおり!

~ポイント~

  • 行政の利点、欠点、民間の利点、欠点を押さえる。
    ※行政の利点は、「医療や教育のような市場システムではうまく供給できない公共財を安定的に提供できる」ことであることを念頭に置きましょう。
  • 行政の欠点を補うための解決案を提案する。(市民協働など)

行政に欠点はありますが、担うべき役割があるため、そこを最大限に活かすためにどうするかを考えておきましょう。

テーマ:少子高齢化、人口減少

少子化、高齢化、人口減少は、どこの自治体も懸念される問題であり、論文試験のテーマとしては要注意です。

現状抱えている問題の把握と対策について、しっかり準備しておきましょう。

このテーマの出題例を挙げます。

  • 少子化社会における問題点と、活力ある社会にするための方策。
  • 高齢者が自立して生きる社会を作るための方策。

このテーマへの対策のポイントは次のとおり!

~ポイント~

  • 少子化や高齢者の定義を明確にする。
  • 少子化、高齢化の問題点、社会制度の現状を押さえる。
  • 問題への方策を示す。

少子化や高齢化を解決するためのニーズにどう答えるか、どういうシステムを構築するかを論ずると良いですね。

テーマ:資源とゴミ問題

人口が集中する都市では、ごみ処理は緊急の問題です。産業が発達する一方、ごみの量は増加し続けています。

ごみ問題のテーマに対応するためには、しっかりとした知識を身につける必要があるでしょう。

このテーマの出題例を挙げます。

  • ごみ問題について循環型社会構築の観点からの考え。

このテーマへの対策のポイントは次のとおり!

~ポイント~

  • ごみの歴史、ごみの種類、処理方法、リサイクル方法など、一通りの知識を身につける。
  • 地方が取り組んでいる対策や、実際にリサイクルがうまくいっている資源の種類について知識として入れておく。

ごみ問題に対する、対応の事例について、情報収集しておきましょう!

テーマ:情報化と未来

急速に発展しているのが情報の分野です。

情報化社会は身近なものなので、ある程度は対応できるかもしれませんが、情報化社会による利点の一方でマイナス面もあるため、その対策にも着目しなければなりません。

このテーマの出題例を挙げます。

  • IT技術の進展により、個人の関心、行動、コミュニケーションなど、地域社会のあり方にどのような変化を生じさせているか。
  • SNSの発達が社会に及ぼした影響と、行政がどう活用、対処するか。

このテーマへの対策のポイントは次のとおり!

~ポイント~

  • 情報化の定義と背景を押さえ、プラス面とマイナス面を理解しておく。
  • マイナス面を解決する提案を持ち、情報化の是非ではなく、情報化を前提として利用していけるよう論ずる。

論文としては書きやすそうなテーマですが、論点としては情報化を適切に活かしていくために自治体がどうしていくかを書くと良いでしょう。

テーマ:災害対策

近年、頻発している災害については、出題されやすいテーマでしょう。

災害対策について、自治体としてのあり方などについて意見が聞かれるため、現状の取り組みをよく調べたうえで、提案を出せるように準備しておくと良いでしょう。

このテーマの出題例を挙げます。

  • 災害に強いまちづくりのために自治体が果たすべき役割について。
  • 災害時に行政が果たすべき役割について。

このテーマへの対策のポイントは次のとおり!

~ポイント~

  • 自治体の災害対策の現状や、災害に強い地域社会のあり方、住民が安全・安心して暮らせるために自治体が果たすべき役割を考える。
  • 災害は、想定を超えたものに対しての対策にも取り組まなけらばならない。ハード面の整備だけでは不十分であることを念頭に置き、対策を考える。

「災害に強い地域社会」になるための自治体がどうしていくと良いかを提案していきましょう。

テーマ:理想的な公務員像

公務員や市役所の仕事に対しては、住民からの批判は強く、現状に対してどう改善していくかを問われるテーマは頻出です。

「現状の問題点」、「公務員のあり方」、「自分が公務員になったらどうするか」の三本立てで準備しておきましょう。

このテーマの出題例を挙げます。

  • 公務員批判に対して、どのように考え、もし市役所に採用された場合、どのように対処するか。
  • 理想の公務員像について。

このテーマへの対策のポイントは次のとおり!

~ポイント~

  • 公務員の理想像に対し、現状、どのような問題があるのか整理しておく。
  • 問題を解決するための提案と、自分が公務員になったらどうするかを交えて書けるようにしておく。

公務員として基本的な部分になるため、問題点の把握はしっかりしておき、自分がどうしていきたいかを合わせて書くようにしましょう!

【論文対策】準備していないテーマが出たときは?

もし、市役所論文試験の当日、「準備していないテーマが出たらどうしたらいいの?」という疑問を持つ方は多いかと思います。

しかし、上に紹介したような頻出のテーマ等を使ってコツコツ演習しておけば、対策していないテーマが出ても大丈夫です。

さまざまなテーマの演習により、行政の立場として基本的な知識は押さえることができますし、文章構成も自然と作れるようになってきます。

そのため、準備していなったテーマが出ても、落ち着いて対応すればOKです。

え、でも予想外のテーマだとどうやって書いていいか分からないよ。

そんな不安もきっとお持ちになるかと思います。

でも、公務員試験の論文対策をする場合、誰もが同じような参考書を使い、同じようなテーマを演習することになるでしょう。

そのため、参考書に出てくるテーマをしっかり勉強しておけば、基礎レベルはみんな一緒になるのです。

そのため、基本的な知識や書き方の基礎をしっかり押さえつつ、「応用していくコツ」を知っているかで差がつきます。

~テーマを応用するためのポイント~

  • 勉強してきたテーマの中で、「横展開」できるものはないかを考える。
  • 「問題提起(背景)⇒解決案(主張)⇒理由⇒根拠(実例)」を意識し、文字数不足にならないように当てはめていく。

市役所の論文試験対策を進めていくと、書き方のパターンが分かってくる時がありますので、しっかり時間を取って繰り返し練習していきましょう。

市役所論文試験対策におすすめの参考書!

予備校に通っている方なら、論文対策はスムーズにできるかと思いますが、独学であれば参考書は必須です。

僕や知人が使っていた参考書の中で、おすすめのものをピックアップして紹介します。

まずは、「論文試験頻頻出テーマのまとめ方」です。

この参考書は、頻出テーマをチェックしながら、テーマの理解や書き方のポイントが学習できます。

本の構成としては、

  • 知識と理解
    ⇒テーマごとに基本的な知識と解釈の仕方がまとめてある。
  • 出題例と研究
    ⇒テーマごとで実際に出題された問題と、その答案例、答案の作り方のポイント解説。

全国の市役所で出た試験内容の例を取り上げながら対策ができるため、この一冊はマスターしておくとかなり強いと思います。

基礎的な知識から、まとめ方のテクニックまで習得できるようになっていますので、これ一冊をマスターしておけば、かなり力はつくでしょう。

これから論文対策をするという方にはぜひおすすめの本です。

もう一つ紹介しておくと、社会人・経験者向けにおすすめの参考書があります。

エントリーシート、論文、面接を総合的に対策できるノウハウが詰まっており、使っている人は多いかと思います。

二次試験以降の対策に便利な参考書ですので、転職等で公務員を目指す方にぜひおすすめです!

【市役所合格!】論文対策なら予備校の利用がおすすめ!

公務員試験対策は、独学よりも試験のプロである「予備校」を利用することが合格への近道になることは間違いないでしょう!

ただ、公務員予備校もそれなりに費用がかかりますので、

  • 大学生で市役所の新卒枠を狙っている
  • 社会人で家庭がある中、市役所への転職を目指している

など、金銭的な理由等で簡単に予備校を利用できない場合もあります。

もちろん、仕事や家事で時間的な制限を受ける場合もありますね!

そういった方には、予備校の中でも「単科講座」のように、「論文対策だけ」というような必要な試験対策だけを利用できるものもあるので、利用してみるとよいでしょう!

これなら、安価に自分に必要なものだけ受講できて便利です。

論文試験対策だけできる予備校はなかなか見つかりませんが、アガルートアカデミーなら単科講座として受講可能です!
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アガルートの教養論文対策講座の特徴は次のとおり!

  • 講義:4.5時間
  • 論文添削
    • 添削回数:1人5通
    • 添削実施方法:オンライン添削
      ※Wordデータでの提出。提出後、10日以内に添削。
  • 講座特長
    • 評価される論文を書くための柱となる論理力と語彙力を高める講義
    • 出題可能性のあるテーマごとの知識集と参考答案
      ⇒主要な試験種(都庁、特別区、国家一般職等)について、各出題予想をするため、自治体に絞って対策が可能!
    • 講師による添削で書き方を習得
  • 料金:38,280円(税込)

アガルートの論文対策講座は、講義&添削という構成になっています。

論理的な文章の書き方や適切な表現方法を学び、論理力・語彙力を身につけるとともに、論文で問われる可能性があるテーマを幅広く取り上げてくれますので、論文だけでなく面接等にも役立つ基礎的知識を身につけれらます。

実際に作成した答案の添削もしてくれるため、実戦的な力を付けることも可能です!

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論文試験は、基礎を身につけることと、実際に手を動かして学習することが大切です!

アガルートの場合、作った答案の添削が5回(5通)利用できるため、しっかり実践力を養うことができるでしょう!

他にも、2次試験以降だと「面接対策」だけを利用できる予備校もいくつかあります。

面接対策は、とくに「模擬面接」のような実践トレーニングが重要になるので、ぜひ単科講座がある予備校を利用していくとよいかと思います。

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(※試験が近くなると予約で埋まってしまう可能性もあるので、早めに申し込んでおくことをおすすめします!)

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まとめ

市役所の論文試験の頻出テーマと書き方についてまとめました。

頻出テーマについては、確実に得点できるように対策しておき、論文の書き方のパターンをマスターしておきましょう。

それにより、対策していないテーマの時も、パターンを守って書いていけば対応することができます。

市役所論文対策を独学で行うなら参考書は必須!

繰り返し取り組んでマスターしていきましょう!

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また、予備校の対策講座は市役所合格への近道です。

時間やお金に余裕があれば、ぜひ受講してみることをオススメします!

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下の記事でも詳しく解説しています。

 

~公務員試験対策のおすすめ記事~

  • 予備校選びについて
  • 教養試験対策について
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