~本記事のテーマ~
- 中学3年生からの高校受験勉強の始め方は?
- 高校入試に向けた総復習ってどうやってやるといいの?
中3になる子供がいるけど、高校受験の勉強って、どうやって始めたらいいのかしら?
そんな疑問にお答えします!
中学3年生になると、いよいよ高校受験が控えます。
しかし、いざ受験勉強を始めようと思っても、
「高校受験勉強の始め方がわからない・・・」
「入試対策って何から始めればいいの?」
「高校入試に向けた総復習ってどうやってするの?」
などといった、疑問を持つ中学生も多いでしょう。
本記事では、中学3年生における高校受験勉強の始め方を紹介していきます。
僕自身、中学時代は塾には通わず通信教育を利用した家庭学習で、成績アップ&高校受験の成功を勝ち取りました。
入試対策の第一歩は、中1・中2の総復習から!
僕自身が家庭学習で受験対策を行ってきた経験をもとに、総復習の方法も含め、受験勉強の始め方を徹底解説しますのでぜひご参考にください!
▼中1の勉強法を解説!
▼中2の勉強法を解説!
【総復習が重要】高校受験勉強の始め方!
中1・中2の頃は、「授業の予習・復習」、「定期テスト対策」を中心に取り組んできたかと思います。
しかし、中3からは「高校受験勉強」も並行して行っていかなければなりません。
高校受験勉強を始める際の基本的な考え方!
まずは、高校受験勉強の始める際に基本となる考え方を紹介していきます。
入試対策に向けて重要となるポイントは次のとおり!
- 基礎⇒応用へと段階的にステップアップする!
- 国語・数学・理科・社会・英語まんべんなく取り組む!(苦手を作らない)
- 日々の授業対策(予習・復習)は並行して取り組む!
そして、高校受験勉強の流れは、
- 基礎学習(中1・中2の総復習)
- 応用問題
- 入試過去問(実践演習)
というステップで行っていきます。
入試対策の始め方としては、「基礎固め」から取り組むことが大切です。
高校受験勉強の始め方!
先に述べたとおり、高校受験勉強の始め方として、まずは「基礎学習」から取り組みます。
最初に始めるべきなのは、中1・中2の総復習から!
総復習で基礎が固まっていないと、入試に向けた応用問題に対応できませんし、勉強していても”ちんぷんかんぷん”で身についていきません。
「基礎固め」をしっかり行っていきましょう!
総復習を始める時期!
総復習は、中学3年生の夏休み中には終わらせることが目標です。
できれば、中3になった4月から、授業対策と並行して総復習に取り組めるとベストですが、新生活や部活動の追い込み期なので、焦らなくてもOK。
部活動を引退した夏休みから、しっかり受験勉強モードに切り替えて始めていきましょう!
ただし、「日々の授業対策(予習・復習)」や「定期テスト対策」といった、やるべき勉強はコツコツやるように。
部活動で、体力的にも時間的にもきつい時期かもしれませんが、メリハリをつけて工夫しながら勉強時間を確保していきましょう。
【高校受験勉強の始め方】全体スケジュールを立てる!
高校受験勉強を始める際は、1年間の全体スケジュールをざっくり立てておきましょう!
スケジュール例は以下のとおり!
- 新中学3年生春休み
- 中2で習った1年間の総復習
- 新学期の予習
- 中学3年生4月~夏休み前(1学期)
- 授業対策(予習・復習)・定期テスト対策
- 中学3年生夏休み
- 中1・中2の総復習
- 中3の1学期の復習
- 中学3年生9月~冬休み前(2学期)
- 授業対策(予習・復習)・定期テスト対策
- 応用問題にチャレンジ
- 中学3年生冬休み~入試(3学期)
- 入試過去問・応用問題演習
- 苦手を集中取り組み
- 面接対策(入試1か月前くらい~)
- 授業対策(予習・復習)・定期テスト対策
高校入試に向けた年間のやるべきことをチェックしたら、1日の勉強スケジュールも立てておき、勉強時間をしっかり確保できるように。
中3は、「日々の授業対策」と「高校受験勉強」を両立しなければならないので、勉強時間を増やさなければなりません。
高校受験勉強の進め方・スケジュールについては、下記事で詳しく紹介してますので、あわせてご参考にください。
【高校受験勉強を始める!】教科別の総復習の仕方!
では、高校受験勉強を始めていく中学生向けに、教科別の総復習の方法を紹介していきます。
基本的な総復習の流れは、
- 総復習用の問題集を1冊決める
※塾・通信教育・市販のもの等。 - 繰り返し取り組む
というように、「1冊」に絞って、徹底的に1冊に取り組むことをおすすめします。
たとえば市販の問題集であれば、1冊で総復習が完成するように作ってあります。
何冊も中途半端に手を出すより、1冊をマスターした方が、高校受験に向けた力をつけることができるでしょう。
余力があれば、各教科で1冊ずつのものがベストですね。
また、後に紹介する「通信教育」の教材なら、年間カリキュラムに沿った受験対策ができ、安心感はあります。
以下、独学の方向けに各教科の総復習の仕方を紹介していきましょう!
国語の総復習
高校受験に向けた国語の総復習としては、漢字・文法を重点的に行うとよいでしょう!
そもそも、国語には、
- 漢字
- 文法
- 長文読解
- 作文
- 古文
- 漢文
という要素があります。
高校入試までにこれらの力をつけなければなりませんが、漢字と文法は国語の土台となる「基礎」です。
総復習としてしっかり定着させつつ、余力があれば、長文読解や古文・漢文などにも少しずつ触れるとよいでしょう!
数学の総復習
数学の総復習は、高校受験対策用の問題集を1冊決めて、問題演習に取り組みましょう!
苦手な分野は、「学校のワーク」や「教科書の例題・まとめ問題」などを解いて、多めに問題演習します。
数学はとにかく基礎が大事!
間違えたら、繰り返し解くことを徹底し、同じ問題が出たら確実に得点できるようにしておくことが重要です。
学校の教科書の問題を解きたいなら、「教科書ガイド」を購入しておきましょう!
まとめの問題など、教科書には答えがないものもあるので、「教科書ガイド」が必要です。
(※出版社・学年・教科ごとに発刊されています。)
英語の総復習
英語の総復習は、単語・文法を中心に学習しましょう!
高校入試に向けて、「長文読解も進めていきたい」とあせる中学生もいるかもしれませんが、まずは単語から!
単語の意味が分からないと長文も読めませんし、単語がわかれば、長文でもだいたいの内容は理解できるようになります。
まずは教科書に出てくる単語・基本文をひととおりチェックして、マスターしていきましょう!
総復習用の問題集を購入して、今まで習ったことを振り返っていくのは効率的です。
学校の教科書を中心に勉強していくなら、「教科書ガイド」を購入しておきましょう!
本文・単語・基本文などの英訳がありますので、一人でも勉強が進められます。
(※出版社・学年・教科ごとに発刊されています。)
理科の総復習
理科の総復習は、学校のワークを取り組むとよいでしょう!
教科書ワークはとにかく見やすく、要点もまとまっているため、効率よく勉強できます。
ワークは教科書で習う内容が網羅されていますので、1冊マスターすれば、高校受験の基礎固めはできてしまいます。
(※ワークは、出版社・学年・教科ごとにあります。教科書の出版社にあわせて手に入れるとよいでしょう。)
また、ニガテな部分は教科書で復習します。
必要に応じて、教科書ガイドも手に入れておくとよいです。
(※個人的には、理科は教科書ガイド不要です。)
社会の総復習
社会の総復習は、学校のワークを取り組むとよいでしょう!
教科書ワークはとにかく見やすく、要点もまとまっているため、効率よく勉強できます。
ワークは教科書で習う内容が網羅されていますので、1冊マスターすれば、高校受験の基礎固めはできてしまいます。
(※ワークは、出版社・学年・教科ごとにあります。教科書の出版社にあわせて手に入れるとよいでしょう。)
また、ニガテな部分は教科書で復習します。
必要に応じて、教科書ガイドも手に入れておくとよいです。
(※個人的には、社会は教科書ガイド不要です。)
高校受験勉強を始めるなら通信教育がおすすめ!
中学3年生のお子さんが、
「いまいち勉強のペースがつかめない」
「高校受験勉強の始め方がわからない」
「入試対策を始めたい」
というようなお悩みを抱えているなら、塾または通信教育を検討しましょう!
冒頭でも述べましたが、僕自身の中学時代は、通信教育での家庭学習で成績アップ&高校受験の成功を勝ち取りました。
そのため、個人的には通信教育の利用をおすすめします。
中学生が通信教育を利用するメリットは次の3点!
- 自宅で勉強でき、時間効率が良い!
- 分かりやすく楽しく取り組めて継続しやすい!
- 今やるべき勉強が明確になる!
⇒高校受験勉強の始め方がわかる!
日々の授業対策から、定期テスト、高校受験に向けた対策も、すべて任せることができます。
高校受験におすすめの通信教育については、下記事で詳しく紹介していますのであわせてご参考にください!
まとめ
高校受験勉強の始め方のポイントは、
- 基礎固め(総復習)
- スケジュールの管理
が重要なポイントです。
中3になると受験勉強モードになり、勉強にもいっそう力が入ります。
ただ、入試に向けた勉強の始め方がわからないなら、通信教育の利用もおすすめです。
高校受験に向けて、基礎から応用問題へとステップアップできる設計になっており、無理なく力を付けていけるでしょう。
中学生のお子さんに合ったベストな勉強法で志望校合格を目指しましょう!
▼高校受験におすすめの通信教育を紹介!