~本記事のテーマ~
- 公務員を辞める(早期退職する)メリット・デメリットは?
- 公務員を辞めるのって、もったいない?
- 公務員を辞めると後悔する?
公務員を辞めようか迷っているけど、辞めるのってもったいないかな・・・。
早期退職だとデメリットが大きいのかな・・・?
そんな疑問にお答えします!
本記事は、公務員を辞めようかお迷いの方向け記事です。
公務員は安定職と言われることが多く、それなりに給料がもらえ、定年まで働けば退職金や年金が安定しているというイメージがあるかと思います。
しかし、僕自身もそうでしたが、「公務員の仕事を辞めたい」と考える人も少なからずおり、
- 公務員を早期退職するのは、もったいないかな・・・?
- 公務員を辞めるメリット・デメリットは?
という疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
本記事では、公務員への転職経験&退職経験がある僕が、公務員を早期退職するメリット・デメリットについて徹底解説していきます。
僕は市役所3年勤めて退職し、フリーランスとして活動中です。
辞めてすぐは、公務員のストレスから解放され、すがすがしい気持ちもありましたが、今では後悔する面もあります。
メリット・デメリットをよく考えて決断しましょう!
公務員を辞めようかお迷いの方は、ぜひご参考にください!
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【早期退職はもったいない?】公務員を辞めるメリット・デメリットを紹介します!
公務員を定年まで続けるのではなく、何らかの理由で早期退職しようとお考えの方もいることでしょう。
僕自身は、公務員(市役所)を早期退職で辞めて、フリーランスへ転身しています。
やはり、家族や友人からは「公務員を辞めるなんて、もったいない・・・」という声もありました。
先にも少し触れましたように、市役所を辞めて後悔する面がないわけではありません。
公務員を辞めるのもメリット・デメリットの双方があります。
僕自身の経験も踏まえて、公務員を辞める場合のメリット・デメリットについて詳しく紹介していきたいと思います。
メリット
まずは、公務員を辞めるメリットから!
- 年収が上がる可能性も!
⇒とくに若い世代は、公務員の給料が安いと感じることも多いため、転職等はチャンス。 - スキルアップできる!
⇒自分の視野、スキルのアップにつながる可能性あり。 - 公務員独特のストレスから回避できる!
⇒公務員はストレスも大きい。
公務員は大手企業等に比べて、給料が高いわけではなく、とくに若い世代では「給料が安い」と感じることも!
転職等で年収アップの可能性は十分あります。
また、僕自身も公務員として働く中で感じていたことですが、「自分ってスキル上がってんのかなぁ・・・」と不安に思うこともありました。
最近は、公務員の世界でも少しずつ「改革思考」がささやかれるようになってきていますが、基本的に公務員は「守り」の仕事です。
ルールに則っとった前例主義が強いので、ガンガン仕事をしてスキルアップしていきたいという方にとっては物足りなく感じるかもしれません。
~ポイント~
仕事の価値観に重きを置いている方にとっては、将来、「公務員を辞めなかったことに後悔」する可能性はあります。
結果的に、公務員早期退職が成功するのか失敗するのかは、今は誰にも分かりませんが、「あぁ、あのとき決断して辞めていれば・・・」という後悔はあるかもしれません。
「そんな後悔はしたくない」方にとっては、退職を考えて行動していくとよいかと思います。
(※これは、僕が退職した理由の一番大きいところです。)
さらには、公務員独特のストレスから解放されるのは大きいですね。
「税金でメシを食っている」と言われることもあり、正直なところ、僕はあまり居心地よくなかったです。
公務員は「マジメな人」が多い印象はありますが、まじめな人ほどストレスを感じるかもしれませんね。
もちろん、民間企業もストレスはありますが、「公務員特有のストレス」が合わない方にとっては、辞めるメリットは大きいでしょう!
デメリット
一方、公務員を辞めるのはデメリットもあります!
- 年収が下がる可能性も!
⇒転職等で年収が下がる可能性もある - 安定がなくなる!
⇒景気などに影響されない安定的な給料、将来の年金の安心感がなくなる - 退職金が少額になる!
⇒定年退職での退職金より少ない。勤続年数が上がるほど、係数も大きく上がる傾向である。 - 社会的信用がなくなる!
⇒公務員というだけでローンや融資が通りやすい。 - 異性からの人気がなくなる!?
⇒とくに男性は公務員だと女性から人気もある!?
やはり、「年収」の問題はあります。
公務員の年収は安いと感じる方もいるかもしれませんが、確実に昇給して、各種手当もあり!
40代以上になれば、それなりの収入と言えるようになるでしょう。
転職先で年収が上がる保証はないですし、安定の公務員だけあって、しっかり好条件の転職先を見つけて辞めないと、「もったいなかった・・・」ということにもなりかねません。
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また、公務員の退職金は決して悪くないです。
定年まで「まず倒産することのない職場」ですし、しっかりと退職金の定めがあって、それなりの金額をもらうことができます。
さらには、「社会的信用」という面では、住宅ローンなどの「借金」において、公務員は優遇されます。
僕自身も、ハウスメーカーに住宅購入の相談に行ったとき、「公務員ならローンは大丈夫でしょう」というお言葉はいただきました。
とくに、公務員早期退職後にフリーランスをお考えの方は、「収入があってもローンを断られることがある」という話を聞きますので、社会的信用がなくなるのは、人によっては意外と大きなデメリットになるかもしれません。
公務員早期退職には、こういったデメリットがあります。
許容できない点があるなら、退職すると後悔するかもしれません。
【早期退職を考える人は多い?】公務員を辞めたい理由と対応を整理しよう!
「公務員を辞めるのはもったいないかなぁ・・・」、「公務員を辞めるのもデメリットがあるよなぁ・・・」とお考えの方は、なぜ公務員を辞めたいのかをよく整理しておくとよいかと思います。
辞めてから後悔しないためにも、まずは、辞める理由と、今後の対応をよく考えておきましょう!
公務員を辞める理由の例を、次に挙げてみます。
- 残業が多くて辛い⇒労働条件への不満
- 上司と合わない、人間関係が悪い⇒人間関係への不満
- 給料が低い⇒待遇面(収入面)への不満
- 仕事がつまらない、やりがいのある仕事がしたい⇒価値観・やりがいへの不満
▼公務員(市役所)の辛いこと
代表的な理由として上記4パターンを挙げてみました。
あなたの辞める理由はあるでしょうか?
辞める理由によって対応の仕方は変わってきます。
それぞれについて、詳しくみていきましょう。
辞める理由➀:残業が多くて辛い
「残業が多くて辛いから辞める」と思っている方は、あとから後悔しないために少し考えた方がよいでしょう。
その理由は次のとおり。
- 部署によってバラツキがある。
- 人事異動が数年に1回はあるので、今の状態がずっと続かない。
- 転職しても、残業が少ない保証はない。
たしかに、公務員はイメージと違って残業がかなり多い部署もあります。
しかし、暇な部署もあるのが実際のところです。
人事異動があるので、数年耐えれば楽なところに行ける可能性もあります。
もちろん、反対に忙しい部署になる可能性もありますが・・・。
もし、もう少し耐えられるようであればそのまま様子を見るのもありですが、近年、過労死というのも社会問題になっていますので、無理は禁物です。
あまりに労働環境がひどいようであれば、転職への道を考えることになりますが、転職して状況がよくなるかは微妙なところです。
先にも少し触れたとおり、公務員からの転職で、民間企業にとって受け入れたときにメリットとなるスキルが身に付いているかというと、そうではないでしょう。
そうなると、公務員から転職する場合、今より条件が悪くなる(残業が多い、給料が低い、きつい仕事がある・・・など)ことが予想されます。
なので、「給料が安くていいから残業が少ないところに行く」というように、残業が少ない会社に転職するために、何かの条件を捨てるということを覚悟して臨むとよいでしょう。
辞める理由➁:上司と合わない、人間関係が悪い
公務員を早期退職する理由として、「上司と合わない」、「人間関係が悪い」という方もいるかと思います。
この場合も、公務員を辞めるというのは、あとから後悔しないためにも少し考えた方がよいです。
どこの職場にも、合わない上司や同僚っているもんです。
公務員を辞めて転職したとしても、解決しない可能性もあります。
繰り返しになりますが、公務員の場合、数年に1回は人事異動となりますので、部署が変われば環境は大きく変わります。
人事異動まで耐えれるようであれば、少し様子を見るのがよいかなと思います。
ただ、深刻なときもあります。
公務員にはストレスがかかる辛い仕事もたくさんありますので、「辛い仕事&上司とのそりが合わない」なんて事態になると、心身ともにかなり辛い状態になることもあります。
そんな時に「異動まで我慢だ・・・」と無理して、うつ病などの病気になると長期的な休暇を余儀なくされてしまいますので、ためらわず人事を担当する部署(人事課など)に相談してみましょう!
どうしても改善できず辛い日が続くようであれば、退職を考えましょう。
体が一番です!
辞める理由➂:給料が低い
給料が低いことが理由で、公務員を辞めるか迷っているのは、おそらく20代や30代の方ではないでしょうか。
この場合も、少し考えた方がよいです。
ざっくり言うと、公務員の給料って民間の平均より、やや下になるように設定されていますし、とくに20代のうちは安く感じることがあります。
ただ、公務員の給料は安定して昇給しますし、40代以降になると、世間的に見ても悪くない給料になってきます。
また、定年まで働けば退職金はけっこうもらえますので、こつこつ働いていけば生涯の収入では悪くないと思います。
そんな中、公務員から民間企業に転職したら、給料が上がるかというとそうではないことが多いです。
転職すると、基本的に最初は給料が下がることが多く、「公務員の方がよかったんかな・・・」と後悔するかもしれません。
それに、公務員のスキルを民間企業に活かせることはほとんどないので、民間としても高い給料を出して受け入れようとは考えにくいかと思います。
よっぽどのツテがない限り、給料が低いから公務員を辞めようというのは考えない方がよいですね。
ただし!
- 公務員の仕事をしながら転職活動をする
- フリーランスとしてやっていくためのスキルアップに取り組む
という行動はおすすめですし、素晴らしいことだと思います。
後にも詳しく紹介しますが、「すぐに行動する!」という気持ちが大事ですね。
仕事をしながらならの転職活動ならノーリスクですし、好条件の転職先が見つかったときだけ辞めればよいです。
また、フリーランスとしてのスキルアップについても、有効なスキルがつけばフリーランスでも公務員以上に稼げる可能性は全然あります。
行動していれば、夢は広がりますよ!
辞める理由④:仕事がつまらない、やりがいのある仕事がしたい
「公務員の仕事がつまらない」、「やりがいを求めたい」という理由で公務員を辞めると思ったなら、すぐに行動を始めましょう!
僕自身、公務員を辞めた理由がこれです。
ひとには価値観がありますので、あなたが仕事に対する価値観を大切にしていて、公務員がそれに合わないというなら、すぐ行動するとよいかと思います。
先にも少し触れましたが、「公務員を辞めなかった後悔」につながるでしょう。
公務員から民間に転職するなら、確実に若い方が有利です。20代ならよりいいです。
なぜかというと、繰り返しになりますが、公務員で働いていても、民間で活かせるスキルが身につかないからです。
(もちろん、あなた自身のスキルでアピールポイントがあれば、それを活かして転職活動すればOKです、)
世間情勢にもよりますが、できれば早い行動の方がよい企業への転職に成功する可能性は高くなるでしょう。
というよりも、年齢が上がるとそれだけ難しくなります。
また、自由を憧れる人は、フリーランスとして自分でやっていくというのもありですね。これもなるべく早い方がよいです。
例えば、30代にもなってくると結婚したり子供が生まれたりといった周囲の環境によって、やれることが限られてきます。
しかし、若いうちなら可能性は無限大です。
もし、やってみようという気持ちがあるなら、フリーランスにチャレンジしていくのもありですね。
ただ、何のスキルも勉強もしていない状態では厳しいので、公務員で働いているうちからスキルを身につけていくことをおすすめします。
あと、フリーランスとなって最初のうちは、安定した収入を得ることは難しいと思いますので、貯金をしっかりしておきましょう。
公務員を辞めるか迷っているなら行動しよう!
もし、あなたが「公務員を辞める」とした場合、次の仕事についてどうしようとお考えでしょうか?
本記事紹介の「公務員を辞めるメリット・デメリット」をみて、それでも辞めるとお考えなら、その先のことを考えましょう!
日々、時間は過ぎていきますので、迷って何もしない時間はもったいないです。
人生に公開しないためにも、何か「行動」を起こして、その上でまたどうするかを考えていくことをおすすめします。
僕がおすすめする「今すぐ行動すべきこと」は、次の2つ!
- 転職サイト・エージェントに登録する
⇒求人情報を収集し、次の転職先をみつける - スキルアップを目指す
⇒次の転職先またはフリーランスとして働くためのステップ
これらは、公務員としての仕事を続けながら「行動」できることですね。
転職サイト・エージェントに登録する
おそらく、「公務員を辞める」ことを迷っている方は、民間企業への転職をお考えの方が多いかと思います。
民間転職を考えるなら、すぐにでも転職サイト・エージェントに登録しておきましょう!
登録しておけば、求人情報だけでなく転職ノウハウを知識として得ることができますし、企業側の「求人のタイミング」もありますので、登録はしておくことに越したことはありません。
「転職サイトに登録したら、職場にバレるんじゃないの?」という不安をお持ちの方も、やり方次第でバレずに利用できますので、安心して登録しておきましょう!
スキルアップを目指す
公務員を辞めることをお考えなら、スキルアップしておくことをおすすめします。
繰り返しになりますが、公務員として働き続けることで身につくスキルは、民間企業への転職という点で考えると不利と考えます。
何かスキルを身につける行動を起こしましょう!
こういった行動は、公務員として働きながら(給料をもらいながら)、やっておかないともったいないと思います。
「とりあえず、辞めてから行動する」というのは、非常にリスクが高く、給料という安定がない中での行動は「あせり」などにつながりますので、今のうちから何かやっておくとよいでしょう!
まとめ
公務員は安定の職業で、「辞めるのはもったいない」と言われることもあります。
しかし、「公務員を辞めるか迷っている」という方も少なからずいることでしょう。
僕自身は、実際に公務員を辞めてフリーランスとして活動していますが、公務員を辞めるメリット・デメリットをよく理解し、自分の人生の有り方をよく考えておくことをおすすめします。
辞めてから「もったいなかった・・・」と思わないように、しっかり検討してきましょう!
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