市役所の仕事の辛いこと・きついこと9選!【元公務員の経験談】

公務員ライフ
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市役所を目指しています。
市役所の仕事で辛いことってありますか?

そんな疑問にお答えします!

本記事は、市役所を目指している方向けの記事です。

今市役所で働いていて、「辛い」・「きつい」と思っている方にも、仕事内容で共感できるかと思いますが、そんな方は下記事がおすすめです。

~この記事は次のような方におすすめ~

  • 市役所を目指している。
  • 市役所の仕事は辛いって聞いたことあるけど、どのように辛いのか知りたい。
  • 市役所の仕事はきついのか知りたい。

僕は民間企業から公務員に転職し、市役所を3年勤めた経験がありますが、市役所の実態については、誰よりも詳しく紹介できると思います。

その理由としては次の3つ。

  • 市役所では、いわゆる激務部署と呼ばれるところでがっつり仕事をしていた。
    ⇒本当に辛いところ・きついところも見ている!
  • 全庁的に、様々な部署と関わる仕事をしていた。
    ⇒他部署の方との関わりも深く、仕事内容の情報なども豊富!
  • 民間経験もある。
    ⇒市役所の仕事に対して、客観的な見方もできる!

本記事では、実際に勤めた経験から、市役所の仕事の辛いこと・きついことを紹介しますので、ぜひご参考にいただくとよいかと思います。

この記事を読むことで、市役所を目指そうと考えている方にとって、「市役所の仕事が辛いって言われる理由」や「本当にきついのか」が分かり、仕事のイメージがつかめると思います。

市役所を目指すなら、どんな仕事なのか良い面も悪い面もよく知って、イメージしておくとよいですね!

市役所の仕事内容は?

あなたは、市役所でどういった仕事をするイメージを持っているでしょうか?

市役所は、窓口業務、電話応対、デスクワーク、外回りなどの仕事が中心となります。仕事で応対する相手は、住民、業者、市役所内の職員、国や県などの行政機関といったところになります。

市役所の仕事内容のイメージがわかない方は、下の記事にて詳しく紹介していますので、先にお読みいただくとよいかと思います。

市役所職員が、どんなスケジュールで一日を過ごしているかを知りたい方は、下の記事をご参考にください。

市役所では、上の記事で紹介したような仕事を淡々とこなしていきます。

では、ここからは市役所の仕事の辛いこと・きついことについて具体的に紹介していきます。

市役所の仕事の辛いこと・きついこと9選!

市役所の仕事の中で辛いこと・きついことについて、代表的な事例を9つ挙げてみます。

  • 住民のクレーム対応。
  • 住民の無茶な申し出に断り続ける。
  • やりがいのない仕事を淡々とやり続ける。
  • やらなければならない仕事があると徹夜してでもやる。
  • 上の言うことは絶対である。
  • 異動が多い。
  • プライベートでも公務員。
  • 市役所内の人間関係。
  • 給料が低い。

これだけ一気にたくさん挙げてしまったので、「市役所の仕事ってめっちゃ辛いじゃん!」って思った方もいるかもしれませんが、仕事内容については部署によって全く異なったりするので、ずっと同じ辛さを味わうわけではないです。

マイナスイメージばかり持つ必要はありません。

では、それぞれについて、もう少し掘り下げて紹介していきます。

住民のクレーム対応

電話でクレームを受ける様子のイラスト

住民の中には、市役所に対して「強気」で来る人がいます。

相手が公務員で何も言えないことをいいことに、個人のイライラも含めてぶつけてきます。市役所職員としては、どんなお客様であっても無下にできませんし、対応を間違えると大事にもなりかねません。

中には悪質なクレーマーもいて、毎日のように来て、何時間もクレーム言っていく人もいますので、目を付けられると大変です。

市役所の仕事にクレーム対応は付きものと思った方がよいでしょう。

住民の無茶な申し出に断り続ける

男性がおじぎをして謝る様子のイラスト

住民は、市役所を「何でも屋」だと思って、できないことでも無茶を言ってくることがあります。

個人的な問題であったり、住民同士のトラブルであっても、何かとこじつけて市役所に何とかしてくれと言っています。

「市役所で対応できないことです」と断っても、「市役所は困っている市民を助けるためにあるんじゃないの?」という言葉を投げかけてくる人も。

そんなどうしようもできない申し出にも応対しなければならないのは、市役所の仕事の辛いことです。

丁寧に断り続けても、捨てゼリフは「税金で飯を食ってるくせに」という言葉です。

市役所に勤めていると、部署によっては日常的にあることです。慣れてはきますが、何度言われても気分のいいものではありません。

やりがいのない仕事を淡々とやり続ける

極端な言い方かもしれませんが、市役所の仕事にやりがいはあまりないかもしれません。

淡々と作業をこなすことが好きな人には良いと思います。

市役所の仕事は例えば次のような感じ。

  • かわるがわる来る住民の対応を一日中する。
  • 国や県からの毎年お決まりの照会文書に対する回答作成する。
  • 議会対応資料の作成。
  • 予算決算の資料作成。
  • 苦情や市有地の工事等の場合、市内の現場確認。
  • 決裁文書の作成。

・・・など。

部署によって仕事内容は様々ですが、上記のように淡々とこなしていくような作業になります。

市役所の仕事は、必ず「決裁」というものを取って遂行していきます。仕事をするための仕事ですね。

地味に、決裁文書を作成する時間はけっこう大きいかもしれません。

慣れると抵抗がなくなるとは思いますが、公務員ならではの仕事を淡々とこなしていく感じになるので、人によっては辛いと感じると思います。

やらなければならないことは徹夜してでもやる

徹夜で仕事をする男性のイラスト

市役所の仕事は、基本的に担当制で、業務ごとにやる人が割り当てられます。そのため、分担された業務内で負荷が大きくなった時でも、自分でなんとかしなければならないことがあります。

これはけっこうきついですね。

そんなとき親切な上司であれば、手伝ってくれたり、手が空いている人に配分してくれるのですが、「律儀な公務員」もけっこう多くて、担当の仕事だからと見ぬふりをする人もしばしば見かけます。

市役所の仕事は、住民がらみの仕事や、議会関連、県や国など上部団体との関係がある仕事なので、期限までに絶対やらないといけないことがあるので、終わらなければ夜中まで残業したり、土日を返上して仕事しなければならないときがあります。

公務員に楽なイメージを持っている人は、市役所の仕事は泥臭くて辛いこともあるというのを知っておいたほうがいいです。

上の言うことは絶対である

上司が部下を操る様子のイラスト

市役所の仕事では指示命令系統が大切なので、上の方針に従わなくてはなりません。自分の考えだけで動いていて評価する人はいませんし、市役所の仕事で求められることは「決められたことを忠実にこなすこと」です。

たとえ、どんな辛い仕事であっても、上が決めてしまうと、遂行しなければなりません。例えば、確実に荒れることが予想される住民説明会なども、行けと言われれば行かなければなりません。

時代は変わりつつあり、部下にも創造性を持って仕事に取り組むことが必要になってきていますが、まだまだ風通しがよい職場とは言えないです。

異動が多い

市役所では、3年程度の周期で人事異動となります。市役所内で部署が変わると、仕事内容は全く異なるものになりますし、職場の雰囲気も会社が違うんじゃないかというくらい変わります。

仕事を一から覚えるのはなかなかきついですし、精神的にもこの変化に慣れるのは簡単ではないですしね。それが数年に1回という頻度で来るため、環境の変化が嫌いな人は、市役所の仕事は辛いと感じます。

ただ、市役所の場合は、異動と言っても庁内の他部署か、近くの関連施設になるので、住居を変えるような異動はないでしょう。市役所職員のありがたい面もあります。

プライベートでも公務員

ブラインドから覗く様子のイラスト

市役所職員の辛いのは、プライベートでも公務員であるということです。市役所に勤める人は地元出身の人が多いですし、住民の目がいつも光っていますので、日々、公務員としての立場で過ごさなければなりません。

居酒屋なんかで、うかうか仕事の愚痴なんかを聞かれては、問題にもなりかねませんので、いつも気を張っていないといけないのは辛いところです。

市役所内の人間関係

市役所という狭い世界にいるため、派閥のような輪を作りたがる人が多いです。

職員は地元の人が多いので、同じ高校、同じ大学で派閥意識があったりします。年数を重ねていき、管理職クラスになると派閥は顕著に現れるので、部下としては仕事で巻き込まれることもあるので辛いです。

給料の低さ

特に年齢が若いうちは、基本給は低いです。安定して上がっていきますし、40代くらいからの給料は、まあそれなりに悪くないとも思います。

将来的なことを考えるといいかもしれませんが、先に述べてきたような、市役所の仕事の辛さを考えると、割に合わない給料かなと思います。

ただ、ボーナスはそれなりにもらえるので悪くもないですね。

市役所でとくに辛い部署は?

市役所では特に忙しい部署がありますが、代表的な激務部署と言われるのは次のとおりです。

~激務部署~

  • 財政課
  • 人事課
  • 生活保護関連

~人口規模や方針によってかなり忙しい部署~

  • 国民健康保険課
  • 商工観光課

~時期によって極端に忙しい部署~

  • 税務課(住民税)

※激務部署の一例。市役所によっては、その他にも激務部署はある。

激務部署についてもっと詳しく知りたいという方は、下の記事で詳細を解説していますので、ぜひご参考にいただくとよいかと思います。

忙しい部署を除けば、案外、楽な部署も多いです。

もし、あなたが激務部署に行ってしまったとしても、数年後には人事異動が必ずありますので、期限付きで耐えるしかないですね。

ただ、無理して「うつ病」などの病気になってもいけませんので、辛いときは人事課や上司に相談すればOKです。

辛い人を放っておいて退職されるのは、人事課としても避けたいところですから、なにかしら対応してくれるはずです。

まとめ

市役所の仕事で辛いことを挙げてみましたが、仕事をする上では、市役所でも民間企業でも辛いことは多々あると思います。そう考えると、市役所でもっとも辛いことは、給料の財源が税金なので、住民からの目が厳しいことが一番ではないでしょうか。

スーツを着た男性が走り出している様子のイラスト

とは言っても、市役所の辛い仕事でも、やりがいがあることもありますし、同期や仕事仲間もいますので、悪いことばかりではありません。こういった現状も知ったうえで、市役所を目指してみることが大切だと思います。

仕事を選ぶときは、その職場の人や経験者に聞くのが一番です。

市役所目指すにしても、民間企業を目指すにしても、職場調査をしっかりとして、自分に合った仕事を目指しましょう!

もし、現在市役所職員の方で辞めたいと考えている場合は、下の記事がおすすめです。僕が公務員を退職した経験から、辞めたいと思ったら考えるべきことについてまとめています。ぜひご参考にいただくとよいかと思います。