~本記事で解決すること~
- 市役所の論文試験ってどうやって対策するの?
- 市役所の論文試験を合格するポイントは?
市役所を目指しています!
論文試験対策について、どうやって進めたらいいか教えてほしいです。
そんな疑問にお答えします!
本記事は、市役所の論文試験対策をお考えの方向け記事です。
公務員試験は、教養・専門・論文・面接と、多岐にわたって試験があります。
市役所の論文試験では、出題されるテーマや論文の書き方をしっかり学習していないと、合格することは厳しくなります。
そこで本記事では、民間企業から市役所転職を勝ち取った僕が、公務員試験での論文対策について紹介していきます。
論文試験の概要や対策のポイント、出やすいテーマなど徹底解説しますので、市役所を目指す方はぜひご参考にください!
市役所の論文試験とは?
市役所の試験では、基本的に1次試験で筆記試験(教養・専門)があります。
それを通過すれば、2次試験で論文試験や面接試験となるところが多いようです。
特に、2次試験は合格を左右する重要な試験になります。
1次試験は「足切り」だけ行っている自治体もありますし、実質、2次試験以降の結果が、合否に大きく関わってくる可能性もあります。
それだけ重要な試験になりますが、教養・専門試験と同様に、多岐にわたる分野やテーマに対応できるように、しっかりと対策を取らなければなりません。
では、論文試験対策について具体的に紹介していきます!
市役所の論文試験対策とは?
市役所の論文試験の概要から紹介します。
- 試験時間:60~120分程度
- 時数:800~2,000時程度
たいていの市役所では、上記のような試験になるかと思います。
論文試験にイメージがない方は、時間が60~120分とたくさんあるように見えますが、内容や文章構成を考えている間に、すぐに時間が足りなくなってしまいますので、しっかり対策を取っておかなければなりません。
「このテーマが出たらこう書く」というように、予測できるテーマについては、準備しておきましょう!
また、ニュースなどをよくチェックし、日ごろから、社会の出来事には関心を持っておくと良いです。
~日ごろからチェックしておくこと~
- 近年の社会問題
- 時代の流れに関すること
- その年に話題になった事件や出来事
ただし、テーマごとで論文対策をしていたとしても、少し論点がずれていたり、思ってもみなかったテーマが出ることもあります。
そういったときのために、ニュースなどで基本的な知識は幅広く取り入れ、正しい理解をしておくとともに、論文の書き方(構成の組み立て方など)をよく練習をしておけば、どんなテーマにも対応できるようになるでしょう!
市役所の論文試験に出やすいテーマとは?
市役所論文試験の対策といっても、どのようなテーマを勉強すればよいかイメージがわきにくい人もいるかと思います。
具体的にどのような分野について勉強していけば良いかは次のとおりです!
~取り上げられやすいテーマ~
- 高齢化
- 少子化
- 人口減少
- 資源対策とゴミ問題
- 災害対策
- 情報化
- グローバル化
- 理想的な公務員像
あくまで一例ですが、市役所の試験として、問われそうなテーマのイメージがつかめると思います。
行政として、大切な考え方を中心に勉強していけば良いですね!
上にあげたテーマの他にも、まだまだたくさんのテーマが考えられますので、参考書等で幅広く対策を取っていきましょう!
市役所の論文試験を合格するために重要なポイント!
では、市役所の論文試験を突破するために重要なポイントを以下に挙げます。
- 知識・理解力
正確な知識を身につけ、理解しているか。 - 構成力
文章の構成力があるか。一般的には、「問題提起(背景)⇒解決案(主張)⇒理由⇒根拠(実例))」の構成。 - 発想力
解決策などのアイデアを出せる発想力があるか。
※反社会的にならずに発想の面白さを出せるか。 - 表現力
明確に表現する表現力があるか。段落の組み立て方は、「主張⇒理由、実例など」。 - 国語力
誤字脱字や文法間違いがないか。文字数不足でないか。
これらの点に注意しながら、基本的な文章の組み立てを学習しつつ、様々なテーマについて実際に書いていき、文章を作るのに慣れていくことが大切です。
論文試験対策に参考書は必須だと思うので、まずは自分に合った参考書をそろえて、コツコツ論文を書きつつ対策していきましょう。
市役所の論文の書き方は?
では、市役所の論文試験で具体的にどのように書いていくとよいのでしょうか。
市役所の論文試験における書き方は、次の要素を含めた構成となります!
- 背景・問題提起
- 序論として本論へつなげる役割。
- 全体文字数の3割までを目安に!
- 解決案(主張)
- 本論として、論文の構成の中で一番重要となる部分。
- 解決案の方向性、方向性の根拠、具体的な解決案を書く。
- 文字数は、3.と合わせて全体の6割程度を目安。
- 理由・根拠
- 本論として、理由・根拠で主張の論理性を持たせる。
- 文字数は、2.と合わせて全体の6割程度を目安。
- まとめ
- まとめはシンプルでOK!
- 意気込みなども入れるとよい。
- 文字数は1割程度。
※基本的な構成になりますが、予備校や参考書によっては構成が異なる場合もあります。書き方の大事なポイントは、「分かりやすく」「論理的に」展開できているかが大切です!
何度も書いていると、文章の構成にも慣れてきます。
文章が、「分かりやすく」「論理的に」なるよう、書く⇒振り返るを繰り返して上達していきましょう!
公務員試験の論文の書き方についてもっと詳しく知りたい方は、下の記事をあわせてお読みいただくとよいかと思います。
市役所論文試験対策におすすめの参考書!
予備校に通っている方なら、論文対策はスムーズにできるかと思いますが、独学であれば参考書は必須です。
僕や知人が使っていた参考書の中で、おすすめのものをピックアップして紹介します。
まずは、「論文試験頻頻出テーマのまとめ方」です。
この参考書は、頻出テーマをチェックしながら、テーマの理解や書き方のポイントが学習できます。
本の構成としては、
- 知識と理解
⇒テーマごとに基本的な知識と解釈の仕方がまとめてある。 - 出題例と研究
⇒テーマごとで実際に出題された問題と、その答案例、答案の作り方のポイント解説。
全国の市役所で出た試験内容の例を取り上げながら対策ができるため、この一冊はマスターしておくとかなり強いと思います。
基礎的な知識から、まとめ方のテクニックまで習得できるようになっていますので、これ一冊をマスターしておけば、かなり力はつくでしょう。
これから論文対策をするという方にはぜひおすすめの本です。
もう一つ紹介しておくと、社会人・経験者向けにおすすめの参考書があります。
エントリーシート、論文、面接を総合的に対策できるノウハウが詰まっており、使っている人は多いかと思います。
二次試験以降の対策に便利な参考書ですので、転職等で公務員を目指す方にぜひおすすめです!
【市役所合格!】論文対策なら予備校の利用がおすすめ!
公務員試験対策は、独学よりも試験のプロである「予備校」を利用することが合格への近道になることは間違いないでしょう!
ただ、公務員予備校もそれなりに費用がかかりますので、
- 大学生で市役所の新卒枠を狙っている
- 社会人で家庭がある中、市役所への転職を目指している
など、金銭的な理由等で簡単に予備校を利用できない場合もあります。
もちろん、仕事や家事で時間的な制限を受ける場合もありますね!
そういった方には、予備校の中でも「単科講座」のように、「論文対策だけ」というような必要な試験対策だけを利用できるものもあるので、利用してみるとよいでしょう!
これなら、安価に自分に必要なものだけ受講できて便利です。
論文試験対策だけできる予備校はなかなか見つかりませんが、アガルートアカデミーなら単科講座として受講可能です!
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アガルートの教養論文対策講座の特徴は次のとおり!
- 講義:4.5時間
- 論文添削
- 添削回数:1人5通
- 添削実施方法:オンライン添削
※Wordデータでの提出。提出後、10日以内に添削。
- 講座特長
- 評価される論文を書くための柱となる論理力と語彙力を高める講義
- 出題可能性のあるテーマごとの知識集と参考答案
⇒主要な試験種(都庁、特別区、国家一般職等)について、各出題予想をするため、自治体に絞って対策が可能! - 講師による添削で書き方を習得
- 料金:38,280円(税込)
アガルートの論文対策講座は、講義&添削という構成になっています。
論理的な文章の書き方や適切な表現方法を学び、論理力・語彙力を身につけるとともに、論文で問われる可能性があるテーマを幅広く取り上げてくれますので、論文だけでなく面接等にも役立つ基礎的知識を身につけれらます。
実際に作成した答案の添削もしてくれるため、実戦的な力を付けることも可能です!
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論文試験は、基礎を身につけることと、実際に手を動かして学習することが大切です!
アガルートの場合、作った答案の添削が5回(5通)利用できるため、しっかり実践力を養うことができるでしょう!
他にも、2次試験以降だと「面接対策」だけを利用できる予備校もいくつかあります。
面接対策は、とくに「模擬面接」のような実践トレーニングが重要になるので、ぜひ単科講座がある予備校を利用していくとよいかと思います。
面接対策のみできる予備校なら、アガルートがおすすめ!講義&模擬面接で、基本~実践トレーニングがしっかりできます!
(※試験が近くなると予約で埋まってしまう可能性もあるので、早めに申し込んでおくことをおすすめします!)
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まとめ
教養試験や専門試験とあわせて、論文試験対策もなかなか時間がかかる取り組みですが、しっかりポイントを押さえて対策しておけば、本番では間違いなく力を発揮できると思います。
コツコツ勉強して、市役所合格を目指しましょう!
~社会人で公務員を目指す方がまずやるべきこと~
社会人が公務員を目指すときに、超重要なのが「情報収集」!
公務員や試験の全体像を把握するのにおすすめなのが、「公務員転職ハンドブック」です。
大手予備校クレアールが発刊している無料のハンドブックです。
これ一冊あれば、公務員試験の全体像がつかめるため、めちゃくちゃ役にたちます。
資料請求により無料で手に入るため、公務員を目指すなら、まずは手に入れておくことをおすすめします。
下の記事でも詳しく解説しています。
~公務員試験対策のおすすめ記事~
- 予備校選びについて
- 教養試験対策について
- 教養対策⇒おすすめ参考書&問題集
- 論文試験対策について
- 面接対策について
- 集団面接対策について
- 集団討論対策について