~本記事で解決する悩み~
- 市役所試験って独学で合格できるの?
- 市役所試験を合格するために予備校は通うべきなの?
- 独学で市役所を合格する方法は?

市役所を目指していますが、独学でも合格できるでしょうか?
そんな疑問にお答えします!
地方公務員として位置づけられる市役所職員。
地域の住民生活に密接に関わる仕事を担い、やりがいの大きい人気の職種ですが、
「市役所って、独学(予備校なし)でも目指せるの?」
「市役所合格に向けた勉強法は?」
といった疑問を持つ方も多いかと思います。
そこで本記事では、市役所試験を独学で合格する方法について紹介します。
予備校なしの独学で「民間⇒市役所転職」の経験を持つ僕が、市役所試験対策について徹底解説しますので、ぜひご参考にください!
▼【簡単!】公務員試験の全体像を知る方法!

公務員試験を目指すなら、まずは試験の全体像を把握することから!
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公務員試験の全体像がすぐに分かるので、スタートでライバルたちに差をつけられます!

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市役所試験は独学で合格できるのか?

まず結論から言いましょう!
「市役所は独学で合格できます!」
なぜこのように言えるかというと、先にも述べましたが、僕自身が独学で合格を勝ち取ることができたからです。
ただし、予備校に通うたくさんのライバルたちがいることを忘れてはいけません。
当然、予備校は公務員試験のプロである講師から学んで対策を進めているため、強力なライバルとなります。
「え、じゃあ予備校に通わないときついじゃん!」
と思った方もいるかもしれませんが、独学は独学なりにメリットもあります。
【予備校は必要?】独学での市役所試験対策について!

基本的には、公務員試験対策の「プロ」である予備校に通った方が、合格には近道です。
しかし、市役所試験は独学でもOK!
市役所試験を独学で対策するメリット・デメリットを見ていきましょう!
【市役所試験】独学で対策するメリットは?

市役所試験に独学で勉強するメリットは次のとおり!
- 時間効率がよい!
- 予備校への移動時間などの無駄がない。
- 自分の苦手なところや重点的にやりたいところだけに時間を使える。
- 自分が分かっているところを省きながら、必要なことだけに時間を使える。
- 費用が安く済む!
⇒参考書・問題集の購入のみでOK!
費用が安いのはもちろんのことですが、「時間効率がよい」メリットもあります。
独学なら、「予備校への通学」などの無駄な時間がありません。
公務員試験のように、半年~1年超の期間を費やすような試験は、積み重なるとけっこう大きいですね。
もし、予備校に通うという選択をしたとしても、
- オンライン講義
- 通信講座
を選ぶことをおすすめします。

市役所合格を目指す方向けにおすすめの予備校については、下記事をご参考にください。
最近の予備校は、オンライン講義や通信講座のレベルが上がってきています。
通学しなくても質の高い講義を受けることができますので、時間効率を重視する場合にとても便利になります。
▼安い予備校ならココ!
【市役所試験】独学で対策するデメリットは?

一方、独学のデメリットとなる点も見ていきましょう!
- 自分でスケジュールや勉強法を確立しなければならない。
- 勉強法を間違えると合格は厳しい。
- 一人では論文・面接対策が難しい。
- 公務員試験の情報など自分で仕入れなければならない。
市役所試験に向けて独学でやっていくことのデメリットは、全て自分でやっていかなければならないというところです。
しかし、今はネットやYouTubeなどで情報がたくさん出ているため、うまく活用していけば、こういったデメリットは解消することができます。
ただし、面接対策については、予備校のように「模擬面接」などができないため、どうしても弱点になりがちです。
そのため、面接対策だけ利用できる予備校を見つけて利用するのも手ですね!
また、公務員試験対策していく上で、模試の受験も重要です。
公務員模試は、「力試し」「弱点の発見」「学習のペース作り」などに最適!
大手予備校等が実施する公務員模試を利用して、効果的に試験対策を進めていきましょう!
【予備校なし!】市役所試験を独学で合格できる人の条件とは?

市役所試験に独学で臨むメリット、デメリットを紹介しましたが、誰でも独学で合格レベルまで持っていけるかというとそうではないかと思います。
独学で市役所に合格できる人には、次のような条件を持っていることが理想です。
~市役所(公務員)試験を独学で合格できる人の条件~
- 目標に向け、行動できる人(努力できる人)
※決めたらすぐに動ける行動力も大事! - 自分でどのように対策していけばよいか調べ、計画を立てられる人
- 計画に沿って、コツコツと努力を積み上げられる人
- 勉強中に、課題点や計画の遅れなどを見つけて、軌道修正できる人
- 軌道修正しながら、コツコツと努力できる人
~上記のことができる人かを測る指標~
- 今までの受験勉強などでコツコツやれてきたか?
- 受験勉強にイヤイヤではなく、前向きに取り組めたか?
- 試験で、それなりの点数を取れたことがあるか?
- 勉強に対して苦手意識がないか?
いかがでしょうか?
これらの条件に合っていれば、公務員試験を独学で合格することはできると思います。

もし、これを見て自信がないようでしたら、予備校に通うか通信教育を取る方がよいと思います。
費用はかかってしまいますが、公務員試験は人生にも関わること!
自分への投資を惜しんではいけません。
ちなみにですが、公務員試験対策(地方上級レベル)に必要な時間は、1000時間と言われます。
1000時間がどれくらいかというと、1日3時間、毎日勉強したとして約1年(365日)です。
社会人枠での受験なら専門試験が不要の場合が多いので、その場合は500時間が基準になります。
通常の半分ですが、それでも1日3時間で約半年間の勉強が必要です。
市役所への転職を目指す方は、下の記事で公務員転職の基本的なをことをまとめていますので、興味のある方はぜひご参考にください。
ここまで読んでみて、これだけの勉強時間を独学でコツコツ続けることはできそうでしょうか?
市役所を独学で挑戦するのは、受験勉強に対して抵抗なく取り組める人におすすめします。
市役所試験を独学で合格するためには?

市役所試験を独学で目指す場合の手順についてまとめておきます。
- どの自治体を受験するか決める。
- 試験内容を把握する。
- 試験内容に必要な対策を調べ、試験までの勉強スケジュールを組む。
- 猛勉強する。
- 教養・専門試験対策
- 論文試験対策
- 集団討論・グループワーク・集団面接対策
- 個別面接試験対策
- 万全な状態で市役所試験へ!
おおまかな手順としては、このような感じです。
独学だと、とくに筆記試験対策で苦手分野やつまずくところが出てくると、思っている以上に時間が取られたりします。
計画は余裕を持って決めておくとよいですし、遅れが出たら軌道修正をかけながら勉強を進めましょう。
また、計画作成時には、がむしゃらに取り組むような計画ではなく、試験での配点傾向をよく確認した勉強計画を立てましょう!
優先順位や強弱をつけながら、何をどれだけどのように勉強していくかの戦略を立てておくことで効率的に得点する力をつけていくことができます。
公務員試験は、戦略&計画がとても大切です!
もし、「そういうのは苦手だな」と思ったら予備校を検討しましょう。
市役所試験の試験対策について、以下の記事もご参考にいただくとよいかと思います。
~公務員試験対策のおすすめ記事~
- 予備校選びについて
- 教養試験対策について
- 教養対策⇒おすすめ参考書&問題集
- 論文試験対策について
- 面接対策について
- 集団面接対策について
- 集団討論対策について
市役所試験を独学で合格するためのおすすめ問題集を紹介!

市役所を受験するなら、予備校は行かなくても十分戦えますが、予備校に行く人はプロの指導のもと効率的な勉強を行っていきます。
独学で対抗するなら、よい問題集を繰り返し解き、確実に力をつけていきましょう!
以下は、市役所試験や地方上級試験の対策におすすめの問題集です。
スー過去シリーズ
困ったらスー過去!
ほとんどの受験生が使っている問題集かと思います。
「新スーパー過去問ゼミ」を略して「スー過去」と言います。
過去問を用いて解説してくれるので、実戦さながらのトレーニングをしながら公務員試験への力をつけていくことができます。
必要な科目を一式そろえるとよいです!

教養試験対策におすすめの参考書&問題集については、下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご参考にいただくとよいかと思います。
地方上級教養試験 過去問500
過去問500は使っている人も多く、試験直前期にはマストアイテムになるかと思います。
公務員試験で実際に出た過去問集です。
いろいろな都市の古いものから新しいものまで、けっこうな量の過去問が掲載されています。
試験傾向を把握できますし、これを繰り返し解けば、公務員試験で戦える力がつくと思います。
地方上級版・市役所版など受験する公務員ごとにあるので、受験する公務員にあわせて選ぶとよいです。
都道府県と市役所を併願していくなら、地方上級版でよいかと思います。



地方公務員問題 上級
この本の構成は、
- 分野ごとのポイントのまとめ
- 練習問題の演習
になっています。
赤シート付きになっていて、「ポイントのまとめ」で重要語句を覚えてから、問題演習という感じで使います。
ポイントを絞って総おさらいができるため、短時間でまんべんなく力をつけていくためにはおすすめです。
個人的には、まずはスー過去で各科目の力をつけて、過去問500で実践トレーニングが基本かなと思います。
(※一部の科目は、スー過去以外におすすめの問題集はあります。下に載せている別記事で紹介しています。)
教養試験の土台作りならスタディサプリもおすすめ!
最近、英語学習や中高生の勉強に人気になりつつあるスタディサプリですが、公務員試験対策の一部を扱った講座も出ています。
僕が受験勉強していたときに、「この存在を知っていたら、もっと楽だったかもしれないのに・・・」と思ってしまいますが、重点科目の基礎を集中的に学ぶことができます。
講座内容の概要は次のとおりです。
~公務員対策講座(高校講座)~
- スタンダードレベル数的推理 10講
- スタンダードレベル判断推理 8講
- スタンダードレベル政治経済<政治編> 5講
- スタンダードレベル政治経済<経済編> 5講
※授業動画とテキスト(ダウンロード可)で構成されています。
※高校講座、大学受験講座なども含めて、4万本以上の授業動画が見れる。
⇒月額2,178円(税込)
動画授業で学習ができるスタディサプリは、内容が理解しやすいと人気の通信教育です。
試験での配点割合も高い数的推理・判断推理は、苦手意識を持つ人も多いため、基礎的なことを動画で学べるスタディサプリは重宝できます!
政治・経済もつまづきやすいところですので、土台作りに最適ですね。
大学受験講座(高校講座)の一部に公務員試験対策講座がある形になっているため、高校講座の動画もすべて見ることができます。
月額制なので、試験勉強を開始したときに集中的にやってしまって解約してもよいですし、継続しながら苦手分野について高校講座の動画を見て復習に利用するのもよいですね。
スタディサプリを詳しく紹介した記事もありますので、興味があれば見てください。
14日間無料体験ができますので、一度試してみるとよいかと思います。
≫【スタディサプリ】動画授業で苦手を克服
※高校講座の資格対策講座に、公務員試験対策があります。
予備校に行くことを考えると、スタディサプリはとても安価ですので、本記事紹介の問題集を買いつつ、あわせてスタディサプリにも取り組むとよいでしょう。
まとめ
ポイントをおさらいします。
- 市役所は独学でも合格できるが、予備校に通う強力なライバルとの戦いになることは把握しておく!
- 独学は時間効率がよいが、勉強計画、勉強法、情報収集をすべて自分でやらなければならない!
- 自分が独学に向いているかをよく検討しよう!
公務員試験を受ける人は、みんな苦労します。
市役所受験までは長期戦になるため、苦しいことも不安になることもあります。
ただ、独学でもしっかり計画を立て、ポイントを押さえた勉強法でコツコツ取り組めば合格する力をつけることは十分可能です!
やると決めたら、すぐに行動を始めて市役所合格を勝ち取っていきましょう!
~社会人で公務員を目指す方がまずやるべきこと~
社会人が公務員を目指すときに、超重要なのが「情報収集」!
公務員や試験の全体像を把握するのにおすすめなのが、「公務員転職ハンドブック」です。

大手予備校クレアールが発刊している無料のハンドブックです。
これ一冊あれば、公務員試験の全体像がつかめるため、めちゃくちゃ役にたちます。
資料請求により無料で手に入るため、公務員を目指すなら、まずは手に入れておくことをおすすめします。
下の記事でも詳しく解説しています。
~公務員試験対策のおすすめ記事~
- 予備校選びについて
- 教養試験対策について
- 教養対策⇒おすすめ参考書&問題集
- 論文試験対策について
- 面接対策について
- 集団面接対策について
- 集団討論対策について