~本記事のテーマ~
- 市役所職員になるにはどうしたらいい?
- 市役所職員の採用試験の流れは?
市役所職員になるためには、どうしたらいいですか?
採用の流れを教えてください。
そんな疑問にお答えします!
市役所職員は、地方公務員として「市民生活に密接に関わる仕事」を担い、やりがいも大きい職種。
本記事では、そんな市役所職員のなり方&採用の流れを紹介します。
民間⇒公務員転職の経験を持つ僕が、市役所職員になるための方法を徹底解説しますので、ぜひご参考にください!
実際に市役所に転職し、職員として勤めた経験をもとに詳しく紹介していきます!
▼簡単にできる!公務員試験の全体像を知る方法!
公務員試験を目指すなら、まずは試験の全体像を把握することから!
予備校クレアールの資料請求(無料)では、講座の宣伝だけでなく、試験情報・対策方法などの情報が満載です。
公務員試験の全体像がすぐに分かるので、スタートでライバルたちに差をつけられます!
▼クレアール資料請求で試験情報をチェックする!
予備校の資料請求って、「その後の勧誘がひどいんじゃない?」といった心配もありますが、クレアールはそういったことはなかったですね。
安心して、お得な資料をゲットしておくと良いかと思います。
※クレアールは、資料請求で受講料に使えるクーポン等が付くこともあるので、もらっておいて損はないでしょう!
【市役所職員になるには?】採用試験の流れを紹介!
まずは、地方公務員である「市役所職員」になるための流れを見ていきましょう!
市役所職員への就職を目指す方は、
- 各市役所で実施される「市役所職員採用試験」を受験
- 最終合格⇒内定
という流れで採用を勝ち取る必要があります。
~市役所・役場・区役所の違いとは?~
結論を言うと、市役所と役場は同じ位置づけ、区役所は少し異なります。
- 市役所
市に設置される役所 - 役場
町や村に設置される役所(役場) - 区役所
- 東京都23区(特別区)の区役所
市や町と同等。
※一部、担当する業務内容は異なる - 指定都市(行政区)の区役所
都道府県と同等の行政業務を行う一つの機関(横浜市・名古屋市など)
- 東京都23区(特別区)の区役所
市役所職員への採用の流れ&日程
市役所職員採用は、各市役所ごとに要綱が発表されて実施。
受験する市役所により、試験日程・内容が異なります。
- 市役所A日程・・・6月下旬~
- 市役所B日程・・・7月中旬~
- 市役所C日程・・・9月中旬~
※その他、独自日程もあり
大卒区分であれば、基本的に上記のような採用試験日程が組まれます。
筆記の難易度はA日程⇒B日程⇒C日程の順に易しくなる傾向です。
(※A日程が一番難しい)
ちなみに、高卒区分(初級)の採用試験を行う場合は、大卒区分試験よりも後の日程で実施されます。
参考に、いくつかの市役所職員採用試験の流れをチェックしてみましょう!
(※各自治体HPより、大卒区分の2022年度採用試験日程を参照)
市役所職員の採用試験における採用までの流れは、自治体によってさまざま。
第1次試験から最終合格発表までは、3~4か月かかることが多いです。
最終合格で内定を勝ち取れば、翌年度の4月1日から採用となります。
採用試験申し込みは、第1次試験の1~2か月ほど前から始まるので、応募忘れが無いように気をつけましょう!
~採用試験会場~
市役所職員採用試験の会場は、市役所or市内の近隣施設を利用することが多いです。
各自治体の採用要綱に記載されていますので、気になる市役所はチェックしておきましょう!
採用試験の申し込み方法
市役所職員採用試験の申し込みは、ほとんどの場合、以下の方法となります。
- 持参(市役所人事課など)
- 郵送
- インターネット申込
持参・郵送の場合は、採用要綱で必要書類をチェックして提出しましょう!
郵送なら、申し込み期限(必着or消印有効)に注意が必要です。
また、最近は「インターネット申込のみ」とする市役所も出てきています。
締め切り直前になって、あたふたするといけませんので、早めに採用要綱をチェックして準備しましょう!
パソコンやインターネットの利用環境、申し込み混雑状況などで、うまく申し込めない場合もあります。
時間に余裕を持って、申し込みしましょう!
受験票の印刷等で、プリンターが必要な場合もあります。
自宅プリンターが無い場合は、USBメモリなどを使って、コンビニ等で印刷することも可能です。
市役所職員の受験資格
市役所職員の受験資格は、以下のとおりとなります。
~市役所職員の受験資格例(姫路市参考)~
- 事務ⅠA(大卒程度)
- 平成9年4月2日から平成13年4月1日までに生まれた人
- 土木ⅠA(大卒程度)
- 平成5年4月2日以降に生まれた人
- 土木ⅠB(大卒程度)
- 昭和62年4月2日から平成5年4月1日までに生まれた人で、令和5年3月末時点において民間企業等における正社員として土木に関する職務経験年数が3年以上ある人
- 保育士A
- 平成9年4月2日以降に生まれた人
(※保育士の資格を有すること等の条件あり)
- 平成9年4月2日以降に生まれた人
※参照:姫路市採用要綱
上記は一例ですが、各自治体・職種・試験区分等で「受験資格」は異なります。
自分が受験できるかどうか、気になる市役所のHPや要綱をよくチェックしておきましょう!
合格発表について
市役所職員の合格発表は、各自治体の試験日程によりさまざまです。
先にも述べましたが、第1次試験開始後、3~4か月で最終合格となります。
だいたい8月~12月頃には、合格が決まる市役所が多いでしょう。
市役所職員採用試験の合格発表は、基本的に「受験者全員に通知」&「市役所HPに合格者の受験番号を掲載」されます。
補欠合格者は、最終試験合格者の辞退等で欠員が出た場合に、成績順で繰り上げ合格となります。
市役所職員の採用試験科目&配点比率!
市役所職員採用試験で行われる試験種目・配点比率は次のとおり!
(※2022年度岐阜市職員採用試験要綱参照)
試験 | 試験種目 | 配点比率 |
---|---|---|
第1次試験 | 教養試験 (択一式) | 非公開 |
第1次試験 | 専門試験 (択一式) | 非公開 |
第2次試験 | 適性検査 | 非公開 |
第2次試験 | 論文試験 | 非公開 |
第2次試験 | 口述試験 (個別面接) ※複数回予定 | 非公開 |
第2次試験 | 集団討論試験 | 非公開 |
市役所職員採用試験は、各自治体で内容が異なります。
上記試験はあくまで参考ですが、だいたいの傾向として、
- 第1次~2次試験で最終合格を決める
※第3次試験を実施するところもある - 第1次試験は筆記試験(教養・専門択一試験)
- 第2次試験は論文試験&面接試験
- 集団討論やグループワークを実施する自治体もあり
といった感じです。
市役所職員の採用試験では、配点比率が公開されているところはあまりないでしょう。
ただし、「教養試験で数的処理の配点比率(出題数)が高い」など、試験傾向はあります。
公務員合格に向け試験対策を進める際、配点比率の傾向から重点的に勉強するものを選んでいくと良いでしょう。
では、各試験の詳しい科目等を見ていきましょう!
教養試験(択一式)
市役所職員の第1次試験では、教養試験を実施する自治体が多いです。
(※一部、SPI型あり)
参考までに、岐阜市職員採用試験から詳細をチェックしてみましょう!
▼岐阜市事務職・技術職採用試験の教養試験
- 解答題数・・・40問
- 解答時間・・・2時間
- 試験科目(択一式)
時事、社会・人文、自然に関する一般知識、文章理解、判断・数的推理、資料解釈
市役所職員採用試験で行われる「教養試験」の特長は次のとおり!
- 教養試験の中では、数的処理・文章理解の出題数(配点割合)が多い
- 次いで社会科学が多い
市役所職員の教養試験では、基本的に、数的処理・文章理解の出題は多くなります。
これは、他の公務員試験の出題傾向と同様です。
ニガテ意識を持ちやすい分野ですので、しっかり対策を取り、得点源にすればボーダー突破(足切り回避)の可能性はグンと上がるでしょう。
僕が公務員転職を目指した時、数的処理を重点的に対策し、市役所レベルでは全問解答できました。
出題数の多い数的処理ですが、得意にすれば安定的に得点を取りやすい分野かと思います。
専門試験(択一式)
市役所職員の第1次試験で行われることの多い専門試験(多肢選択式)。
一部の市役所や社会人採用枠では、専門試験を行わないところもあります。
▼岐阜市事務職採用試験の専門試験
- 解答題数・・・40問
- 解答時間・・・2時間
- 試験科目(択一式)
憲法、行政法、民法、経済学、財政学、社会政策、政治学、行政学及び国際関係
※技術系なら、専門分野に関わる科目
技術職等は、専攻によって出題分野は異なります。
市役所職員(行政職)の専門試験の特長は次のとおり!
- 法律系、経済系、政治系の分野が中心となって出題される
- 市役所によって、各科目の出題数(配点比率)が異なる
各市役所により、科目別の出題数は異なってきます。
他の公務員の併願先等を考慮して、重点的に学習するものを決めると良いでしょう!
併願先の科目を考慮して、効率的に勉強を進めましょう!
また、専門試験の勉強で、教養試験の勉強に活きてくる科目もあります。
たとえば、
専門の「法律・政治・経済・社会」系科目
⇒教養の「社会科学」に活きる
といった具合ですね。
社会科学は、市役所職員採用試験でも出題数の多い分野。
関連科目を絡めて学習すれば、効果的に公務員試験対策が進められます。
適性検査
市役所職員採用試験で行われることもある「適正検査」は、公務員としての適性を検査します。
- 内田クレペリン検査
- Y-G性格検査 など
これらは、特別の対策を取る必要はないでしょう。
論文試験
市役所職員採用試験の論文試験では、識見、論理性、思考力等について見られます。
論文試験のテーマは、各自治体によって異なりますが、以下のようなものが取り上げられやすいです。
- 行政が抱える問題
- 話題のニュース
- その自治体が力を入れて取り組んでいること
- 公務員像
多肢選択式と比べ難易度は上がり、しっかり対策できているかどうかで差がつきやすい試験です。
問題文の内容をよく理解し、重要な論点をまとめていきましょう!
面接試験
市役所職員採用試験の最終合格までに、必ず行われる「面接試験」。
人物を見る試験ですが、合否に超重要です。
▼岐阜市事務職採用試験の面接試験
- 試験内容・・・人物等について個別面接による試験
配点比率は公開されていないところがほとんどですが、面接官側に「市長や副市長」などの重役が出席することもあります。
面接での心象は、市役所合格に直結する可能性もあるので、市役所職員になるには、しっかり対策を行っておく必要があるでしょう。
▼面接対策は予備校利用がおすすめ!
集団討論・グループワーク
市役所職員採用試験では、自治体によって「集団討論」や「グループワーク」を取り入れるところもあります。
▼岐阜市事務職採用試験の面接試験
- 試験内容・・・社会性、協調性、指導性等についての試験
集団討論は「人物を見る」のに、効果的な試験という見方もあるので、受験する自治体に課されている場合はよく対策しておきましょう!
【合格点は?】市役所職員採用試験のボーダー・平均点!
市役所職員試験の合格者は、次の2パターンの方法で決定されます。
- 第1次試験~第2次試験の合計点
- 第1次試験(筆記)で不合格者を決める
⇒第2次試験の点数で合格者を決める
※リセット方式
各自治体でも試験方法はさまざま。
人物重視の傾向から、リセット方式を用いる市役所も多くなっており、面接試験の重要性は増しています。
各市役所の配点比率や方式は、要綱等に記載されていない場合が多いですが、面接試験の重要性は間違いありません。
ボーダー・平均点等の情報も、公開されていない市役所がほとんど。
合格点としては受験年によっても異なりますが、第1次試験(筆記)で少なくとも6割程度は取りたいところですね。
【難易度】市役所職員採用試験の合格倍率!
市役所職員の合格倍率から難易度をチェックしてみましょう!
市役所職員の合格倍率!
市役所職員は、公務員試験の中では比較的難易度が低めの試験です。
優秀な受験生は、給与面などで勝る国家公務員や地方上級などに流れていくことが多くなります。
ただし、市役所も合格倍率は決して低いわけではなく、難易度の高い市役所もあるので注意しましょう!
各自治体の過去の試験倍率は、HPや試験要綱等で公開されているので、気になる市役所はチェックしておくとよいですね。
~2021年度「市役所職員」試験結果~
※一部抜粋
年度 | 申込者数 | 第1次試験 受験者数 | 第1次試験 合格者数 | 第2次試験 受験者数 | 最終合格者数 合格倍率 |
---|---|---|---|---|---|
姫路市 事務ⅠA | 402人 | 281人 | 114人 (2.46倍) | ー | 17人 16.5倍 |
川口市 事務 | 533人 | ー | 99人 | 86人 | 39人 (13.7倍) |
岐阜市 事務職 | 162人 | 124人 | 83人 (1.49倍) | 74人 | 42人 3.86倍 |
柳井市 行政職 | ー | 18人 | ー | ー | 10人 1.80倍 |
市役所職員の最終合格への倍率は、自治体によって大きく異なります。
ただ、国家一般職や地方上級などと併願する受験生も多いので、倍率が高くなりやすい試験でもあるでしょう。
しっかり公務員試験対策して臨むと良いですね!
市役所職員って採用漏れはある?
市役所職員採用試験の最終合格後、「採用漏れ」があるのかについても見ていきましょう!
採用漏れとは、最終合格したのに採用されないこと。
市役所では、採用漏れはほぼなし(最終合格≒内定)と思ってよいでしょう。
ただし、志望する自治体の採用要綱に、最終合格後に「採用面接を実施」となっている場合は注意が必要かもしれません。
例えば、国家公務員では、
- 採用試験⇒最終合格
- 採用面接⇒内定
というように、採用試験の最終合格だけでは内定とならないものもあります。
市役所職員の場合は、よっぽどのことがない限り、最終合格で翌4月1日からの採用となるでしょう。
ちなみに、「補欠合格」の場合は、辞退者等が出ないと採用にはなりません。
市役所職員になるための勉強法!
では、市役所職員になるための勉強法について見ていきましょう!
市役所職員になるには独学でOK?勉強時間は?
市役所職員は、基本的に「教養試験、専門試験、論文試験、面接試験」の対策が必要です。
公務員試験の中でも難易度は低めで、独学でも合格を勝ち取ることはできます。
もし、独学で市役所職員合格を目指すなら、~1,000時間程度の勉強時間は目安としましょう。
専門試験なしで受験できる「教養型」の市役所なら、~500時間程度で合格も可能かもしれません。
試験対策する期間は、少なくとも半年~1年を見ておくとよいですね。
ただし、確実に市役所職員になりたいなら、公務員予備校を利用することをオススメします。
独学なら参考書・問題集選びは大事!
独学で市役所職員を目指すなら、試験科目ごとに1冊ずつ参考書・問題集を揃えましょう!
基本的には、
- 要点整理はサラッと確認
- 問題演習⇒解答解説⇒問題演習・・・
という流れで勉強していき、「問題演習」を重点的に取り組めるものがオススメ。
過去問を解きながら学習できる「スー過去(新スーパー過去問ゼミ)」は、有名どころの問題集です。
「参考書・問題集に迷ったらスー過去」という選び方でも良いですが、しっかり使いこなすことが重要。
教養試験対策なら下記事でオススメ問題集を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください!
市役所職員などの公務員を目指すなら、過去問対策もしっかり行っておきましょう!
個人的にオススメは、「過去問500」。
各公務員ごとにあるので、目指す職種によって揃えておきましょう!
(※最新版の発売は、試験前年度の直前期である2月頃です。まずは旧版を手に入れて、問題をチェックしておくのもあり!)
公務員予備校が合格の近道!
繰り返しになりますが、市役所職員を目指すなら公務員予備校の利用がオススメ!
予備校の中でも、市役所職員を目指せる専用コースを持つところを選ぶとよいでしょう!
おすすめ予備校は次の3つ!
- 安価に専用コースで市役所職員を目指す方!
⇒通信講座特化型のクレアールがオススメ!
≫クレアール公務員講座(公式HP) (公式HP) - 安価&自宅で時間効率良く学習したい方!
⇒オンライン講座のアガルートがオススメ!
≫アガルート(市役所)(公式HP) - 費用が高くても、実績ある予備校で学習したい方!
⇒LECがオススメ!
≫LEC(市役所)
市役所職員は、国家一般職・地方上級試験に近いため、併願も十分可能です。
公務員試験合格に向けて、予備校でしっかりと合格力を養っていくとよいでしょう!
▼クレアールの通信講座が安価&効率的!
(※資料請求でキャンペーンやクーポンをチェック!)
▼簡単にできる!公務員試験の全体像を知る方法!
公務員試験を目指すなら、まずは試験の全体像を把握することから!
予備校クレアールの資料請求(無料)では、講座の宣伝だけでなく、試験情報・対策方法などの情報が満載です。
公務員試験の全体像がすぐに分かるので、スタートでライバルたちに差をつけられます!
▼クレアール資料請求で試験情報をチェックする!
予備校の資料請求って、「その後の勧誘がひどいんじゃない?」といった心配もありますが、クレアールはそういったことはなかったですね。
安心して、お得な資料をゲットしておくと良いかと思います。
※クレアールは、資料請求で受講料に使えるクーポン等が付くこともあるので、もらっておいて損はないでしょう!
市役所職員の仕事内容は?
市役所職員の仕事内容を見ていきましょう!
地方公務員に分類される市役所職員は、「市民生活に密接に関わる仕事」を担います。
市役所職員の仕事って?
市役所職員の仕事内容は、多岐にわたります。
一般事務(行政職)と呼ばれる職種で担当する業務例は次のとおり!
- 戸籍、住民票の変更手続きの受付や発行
- 国民健康保険、国民年金に関わる手続き
- 市民税や固定資産税、諸税など税金に関わる業務
- 子育て支援に関わる業務(保育施設・施策等)
- 防災に関わる業務
- 商工業や観光業(イベント等)に関わる業務
- 総務、人事に関わる内務的な業務
事務職では、部署(課)・担当により、さまざまな業務を行っていくことになるでしょう。
技術職であれば、建築、機械、電気、土木、化学など専門的な知識をもとに、それぞれの分野の業務に携わっていきます。
市役所職員の技術職における仕事例は次のとおり!
- 建築指導や許可等。
- 公共施設に関わる機械設備の設計。
- 公共施設に関わる電気設備の設計。
- 道路などの補修工事の設計。
- 上下水道の維持管理、更新。
- 水質管理や検査。
勤務地は、採用された市役所本庁舎および分庁舎、市の関連施設(出先機関)となります。
また、職員によっては、国や都道府県、公益財団法人、民間企業等への外部機関への出向もありえるでしょう。
採用後の研修
市役所職員採用後は、すぐに社会人マナー・公務員の心構え等に関する「新人研修」を実施することが多いです。
新人研修⇒職場に戻って業務引継ぎなどを行いながら、一週間ほど過ごしていきます。
その後は、実際の業務の中で、職場の先輩や上司等から指導を受けながら、仕事を覚えていくことになるでしょう。
【給料】市役所職員の初任給・年収は?
市役所職員の初任給は、各自治体によって異なります。
初任給例は次のとおり!
(※以下、令和4年4月1日現在の大卒・地域手当含む金額)
年度 | 初任給 |
---|---|
姫路市 事務ⅠA |
約197,500円 |
川口市 事務 |
約205,683円 |
岐阜市 事務職 |
約200,022円 |
柳井市 行政職 |
約182,200円 |
市役所職員の平均初任給は184,524円。
このほか、手当類(扶養・住宅・通勤・期末・勤勉手当等)の支給となります。
市役所職員など公務員の給料は、法令に基づいて定められ、職種ごとの「給料表」であらわされます。
勤続年数や役職により昇給もあり。
市役所職員の平均年収は、総務省発表のデータから、約610万円となります。
(※令和3年4月現在、ボーナス約4.30か月とする)
まとめ
市役所職員になるには、「市役所職員採用試験」で合格を勝ち取る必要があります。
試験内容は、各自治体によってさまざまですが、
- 第1次試験⇒教養・専門(択一)試験
- 第2次試験⇒論文試験・面接試験
といった流れになる場合が多いでしょう。
自治体によっては、第3次試験まで行ったり、集団討論・グループワークなどを取り入れるところもあり。
しっかり公務員試験対策を行って、最終合格を勝ち取りましょう!
市役所職員合格に向けての勉強法は、独学より予備校利用がオススメ。
難易度は低めの公務員試験ですが、予備校で戦略的&効率的に試験対策を進めると良いかと思います。
~市役所の試験対策記事~
▼市役所のなり方を紹介!
▼市役所向けにおすすめ予備校!
▼市役所への勉強法!
準備中!
▼市役所の難易度(倍率・ボーダー)!
▼市役所の教養・専門科目!
▼市役所教養試験におすすめ問題集!
▼市役所の履歴書・エントリーシート対策!
▼市役所の面接対策!
▼市役所の集団面接対策!
▼市役所の面接カード対策!
準備中!
▼民間から市役所転職の秘訣!(社会人向け)
~市役所の仕事関連記事~
▼市役所の仕事内容を紹介!
▼市役所のやりがい!
▼市役所に向いている人を紹介!
▼市役所の年収・給料事情を紹介!
▼市役所のボーナスを紹介!
▼市役所の退職金を紹介!