
国家総合職を目指しています。
予備校はどうやって選べばよいでしょうか?
そんな疑問にお答えします。
本記事は、国家総合職を目指す方向けの記事です。
- 国家総合職の公務員になりたいけど、どの予備校に通ったらいいの?
- 公務員の予備校に違いはあるの?
上のような疑問を持つ方は、ぜひお読みいただくとよいかと思います。
予備校は、合格までのプランや重点的に取り組む内容を示してくれるため、公務員試験対策にとても有効な手段になります。
本記事では、国家総合職を勝ち取る公務員予備校を徹底分析し、費用や特徴をまとめています。
この記事をお読みいただくことで、国家総合職の合格を勝ち取るための公務員予備校選びのポイントが分かり、各予備校がどういった特徴があるか比較できるため、あなたの予備校選びがスムーズになるかと思います。
~僕の経歴を簡単に紹介~
僕自身は民間企業から公務員へ転職しており、仕事をしながら独学で対策し、市役所を一発合格した経歴があります。
本記事の信頼性として、過去に僕自身が独自の勉強法を確立し、公務員試験合格レベルまで持っていっている点や、倍率50倍という狭き門を通過しており、公務員試験対策についてはかなり研究して実績を出していますので、本記事をご参考にいただいてよいかと思います。
国家総合職を勝ち取る公務員予備校のおすすめは?

まず、国家総合職の公務員試験を目指す方におすすめの予備校3選を次に紹介します。
上記3つの予備校は有名どころですし、国家総合職の公務員試験を最終合格するレベルまで、力をつけることができる予備校かと思います。この中から選べば間違いないでしょう。
ただ、それぞれ特徴はありますし、自分の学習スタイルに合うか合わないか、費用面はどうかなどの点に注意して選んでいくとよいです。
国家総合職を勝ち取るための公務員予備校の選び方は?

国家総合職は難易度の高い職種です。
ライバルは東大・京大・早慶といったレベルの学生もいますので、質の高い予備校で学ぶことが必須です。
公務員予備校はたくさんありますので、選び方にとても迷うところですが、国家総合職を目指すポイントは次のとおりとなります。
- 筆記対策・面接対策ともにしっかりしている。
- 目指す公務員試験に合格実績がある。
国家総合職では人物試験の配点比率が3/15(2019年度)となってはいますが、さらに2次試験に合格した後の官庁訪問が面接試験の性質を持ちます。
つまり、国家総合職を目指すなら試験合格=採用ではなく、2次試験合格後、希望する部署に官庁訪問(面接)を行い、内定を勝ち取らなければならないのです。
そのため、予備校を選ぶときに筆記試験対策のノウハウだけでなく、面接試験対策が充実しているかは重要なポイントとなります。独学ではできない「模擬面接」といった面接対策を実施している予備校が多くなっていますので、そういった面でも特徴をよく見ていくとよいでしょう。
また、予備校として公務員試験対策の実績があるかは、よく確認しておくべきです。ホームページや資料で表面上はよいことが書いてあっても、合格実績が全然ないという予備校は避けた方がよいと思います。
合格できるか分からない予備校に、自分の人生を託すのはこわいですよね。
では、こういったポイントで見ながら、おすすめの予備校について詳しく見ていきましょう。
国家総合職合格におすすめな公務員予備校の特徴を解説!

では、おすすめの予備校についてそれぞれ詳しくみていきたいと思います。
各校さまざまなプランがありますが、本記事では国家総合職レベルで、通学またはWeb通信講座のプランで比較していきたいと思います。
~ポイント~
- 以下、各校の代表的な受講料を記載しています。学習期間などによってプランが変わったり、オプションなどで料金が変わることがあります。
- 各校、割引やキャンペーンがあったりします。お得な入会方法を逃さないよう、興味がある予備校のパンフレット(無料)は必ず確認するのがよいかと思います。
伊藤塾
伊藤塾は合格率・内定率がとても高い予備校です。
そのため、通学制を主とする予備校に比べ、料金は高めになりますが、通信講座での実績に関してはしっかりとしたものがあります。
法律区分に特化しており法律科目に強いです。
~伊藤塾~
- コース
国家総合職コース本科生(演習付) - 受講形態・受講料
- 通学・Web:544,900円
※期間限定で割引あり
- 通学・Web:544,900円
- 面接対策
質の高い面接指導と模擬面接(1回+内定レベルに達するまで)あり。
面接カード添削無制限。
※校舎に行けない場合、Web模擬面接可能。 - 合格実績(2019年度)
- 1次試験合格率57.5%(法律区分80名中46名)
⇔受験者全体における1次試験合格率10.8% - 2次試験合格率86.0%(法律区分43名中37名)
⇔受験者全体における1次試験合格率46.5% - 内定率71.0%(31名中22名)
⇔合格者全体における内定率35.6%
- 1次試験合格率57.5%(法律区分80名中46名)
- 校舎
- 首都圏4校、京都1校、大阪1校。
※名古屋にコネクト伊藤塾あり(伊藤塾、講師、仲間が集まって自主ゼミをおこなったり情報交換を行ったりできる。) - 自習室開放。
- 首都圏4校、京都1校、大阪1校。
- その他
- 法律区分、教養区分の対策に特化。
- 政策演習含め二次試験対策も充実。
- 質問制度、カウンセリング制度でサポート。
- インターネットフォロー可。
伊藤塾は司法試験に強く実績豊富な予備校です。
公務員試験においても、法律区分・教養区分に特化しているおり特に法律系に強いため、法律区分で試験を突破しようとしている方におすすめです。
ただ、経済区分やその他の受験を考えている方にはメリットが小さいかもです。
伊藤塾の無料資料請求は以下よりできますが、期間限定で割引きがあるため、もし入会したいと思うなら早めに申し込むことをおすすめします。
LEC
LECは公務員試験全体で上位合格者がたくさんいますので、質の高い学習が可能です。
回数無制限の模擬面接など面接対策は充実していますので、近年、重要視されている二次試験以降の対策もばっちりです。
Webフォローは追加料金ありませんので安心して受講できます。
~LEC~
- コース
- 国家総合職(法律・教養区分or経済・教養区分)Standardコース
- 受講形態・受講料
- 法律・教養区分
通学(Web+音声DL、フォロー付):540,000円(税込)
通信(Web動画・音声DL):520,000円(税込)
- 経済・教養区分
通学(Web+音声DL、フォロー付):456,000円(税込)
通信(Web動画・音声DL):443,000円(税込)
※代理店を通すとそれぞれ1万円割引
※その他割引制度等あり
- 法律・教養区分
- 面接対策
- 模擬面接が回数無制限。
- 人事院面接対策講座や官庁訪問対策相談会といったコース生フォロー制度が充実。
- 合格実績(2019年度国家総合職)
- 最終合格者数は未公表。
- 合格体験記には大卒程度の区分で5名の掲載がある。
- 上位合格実績
⇒国家総合職(大卒程度・法律)3位
- 校舎
- 本校31校、提携校22校
- 自習室開放(1回の申込手続きで受講料81,480円以上支払っている人が対象)
- その他
- 2020年度最新を含む3年分の本試験問題&詳細解説冊子あり。
- 担任講師制度でサポート。
公務員試験情報や合格講座情報が満載のパンフレットは無料で請求できますので、自分に合ったものを請求してぜひ見ておくとよいでしょう。
資格の大原
大原は専門学校としては大手で、合格実績もかなりある有名予備校です。
専門記述・政策論文の指導も充実しており、二次試験以降の対策もばっちりです。
また、通学講座の欠席時フォローや復習用に、Web講義が標準装備してあるので安心です。映像講義をアプリにダウンロードすることもでき、いつでもどこでも視聴可能となります(通学・Web通信)。
~資格の大原~
- コース
国家総合職(法律or経済)合格コース - 受講形態・受講料
- 法律
教室通学or映像通学:548,000円(税込)
Web通信:518,000円(税込) - 経済
教室通学or映像通学:476,000円(税込)
Web通信:446,000円(税込)
※入会金:6,000円
※教室・映像通学:教室または大原校内ブース
※大学生生協等の割引制度などあり
- 法律
- 面接対策
模擬面接が無制限。通信制はskypeで面接。 - 合格実績(2019年度)
- 全体で3,259名。
※公務員行政事務系採用試験。国家総合職限定では不明だが、公務員試験合格者多数。
- 全体で3,259名。
- 校舎
- 全国47校
- 自習室開放
- その他
- Web講義IOT50により、1コマ150分の講義を約50分に凝縮。主要科目のWeb講義をIOT50とすることで学習負担軽減。
- 個別指導でサポート。
大原も無料のパンフレットを請求できるので、まずは気軽に資料請求して具体的な指導内容を確認してみましょう!
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予備校選びはパンフレットで徹底的に見比べよう!

予備校は公務員試験対策の軸となるものなので、選ぶときは慎重になるべきです。しかし、たくさんある予備校の中で一つ選ぶとなると、なかなか大変なことかと思います。
そんなときにおすすめするのが、予備校が出しているパンフレットを見て「ここの雰囲気よさそうだな」という感覚で選ぶのも一つです。基本的な、条件(予算、学習スタイル、条件等々)で有りか無しかは決めておいて、残ったものの中からパンフレットで読み取れる雰囲気を基準に選びます。
予備校自体の雰囲気を見るには、パンフレットくらいしかないですよね。無料体験なんかの案内もあったりするので、まずは気になる予備校の無料パンフレットを片っ端から集めていきましょう!とは言っても、本記事で取り上げた4社をとりあえず請求しておけばOKかなと思います。
まとめ

国家総合職を目指した予備校となると40~60万円近くの費用がかかるため、高額に感じると思います。
そのため、独学で勉強しようかと考える方もいるかと思いますが、国家総合職の試験を突破するなら予備校に通うことが一番の近道でしょう。
国家総合職レベルになると強力なライバルがたくさんいるため、独学のように自分の力で勉強法の確立し、必要なことを効率よく勉強して身につけていくというのはなかなか厳しいかと思います。
予備校は、公務員試験対策のプロですので、独学よりも確実に効率的な勉強はできるはずです。
今は高額だと思う予備校費用も、公務員になったときの安定した給料、昇給、ボーナス、退職金を考えるとすぐに回収できます。
公務員になりたいと思うなら、予備校を検討してみるのはありですね。
まずは無料のパンフレットを請求して、内容を比較してから考えることをおすすめします。予備校によっては無料体験講座の案内もありますので、無料で利用できるものはどんどん活用していきましょう!
公務員を目指すライバルは、この時間にも対策を進めています。行動力がものを言う世の中です。
公務員を目指すなら、今から公務員試験対策を始めていくべきです。まずは、気になる予備校の無料パンフレットをすぐに確認して、どこの予備校にするか、それとも独学で戦っていくかを検討しましょう。
では、本記事も最後までお読みいただきありがとうございました。
あなたにとって、公務員を目指すための参考になれば幸いです。
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