~本記事のテーマ~
- 市役所の公務員試験ってどんな科目が出るの?
- 市役所の教養科目・専門科目って何?
- 市役所採用試験の科目別出題傾向は?
市役所を目指しています。
教養試験、専門試験って何ですか?
どんな科目が出題されますか?
そんな疑問にお答えします!
「地元市役所で働きたい」「市民の役に立つ仕事がしたい」などという方に人気の市役所職員。
そんな市役所を目指す方は、教養試験・専門試験の攻略が必須です。
本記事では、市役所の教養&専門試験について、出題科目&試験攻略法を紹介していきます。
民間⇒公務員転職の経験を持つ僕が、市役所職員になるための方法を徹底解説しますので、ぜひご参考にください!
市役所の公務員試験は、戦略が大事!
教養科目・専門科目を理解して、効率的に対策を進めましょう!
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【市役所の公務員試験】教養科目・専門科目とは?
市役所の公務員試験は、基本的に次の流れで進みます。
- 第1次試験
⇒教養・専門択一試験(筆記試験)
※専門なしの市役所もあり - 第2次試験
⇒論文試験(教養or専門)&面接試験
※その他、集団討論やグループワークを実施する自治体もあり!
「教養試験」「専門試験」は市役所合格に向けて、第一関門の試験となります。
~市役所・役場・区役所の違いとは?~
結論を言うと、市役所と役場は同じ位置づけ、区役所は少し異なります。
- 市役所
市に設置される役所 - 役場
町や村に設置される役所(役場) - 区役所
- 東京都23区(特別区)の区役所
市や町と同等。
※一部、担当する業務内容は異なる - 指定都市(行政区)の区役所
都道府県と同等の行政業務を行う一つの機関(横浜市・名古屋市など)
- 東京都23区(特別区)の区役所
教養科目(択一)とは?
市役所の公務員試験において、教養試験(択一)は「一般知能」「一般知能」の2分野から出題となります。
- 一般知能(科目)
- 文章理解
現代文・英文 - 数的処理
判断推理・数的推理・資料解釈
- 文章理解
- 一般知能(科目)
- 自然科学
数学・物理・化学・生物・地学 - 人文科学
思想・文学芸術・日本史・世界史・地理・国語 - 社会科学
法律・政治・経済・社会・時事
- 自然科学
※以上の科目から、「40問の出題・解答時間2時間(一例)」といった試験が実施される。
市役所に関わらず、公務員試験全般でこれらの科目から出題。
受験先によって、科目ごとの出題数が異なります。
教養試験で出題される科目は、高校で勉強するような内容のものが多いです。
市役所は、A日程・B日程・C日程とありますが、基本的にどの市役所でも教養試験は実施されます。
(※一部、教養試験の代わりにSPI型の市役所もあり)
専門科目(択一)とは?
市役所の公務員試験において、専門試験(択一)は職種により、出題科目は大きく異なります。
- 事務職(行政職)
- 法律系
憲法・行政法・民法・労働法・刑法 - 経済系
ミクロ経済学・マクロ経済学・財政学 - 行政系
政治学・行政学・社会政策・国際社会
※国家総合職・一般職、地方上級などでは、その他の科目もあり
- 法律系
- 技術職
- 土木・電気・機械・建築などの専門分野の科目から出題
- 心理・福祉職
- 心理学・社会学・社会福祉概論・教育学など
※以上の科目から、「30~40問の出題・解答時間2時間(一例)」といった試験が実施される。
市役所の事務職は、募集人数が多く、たくさんの受験生が目指す職種となります。
ただし、法律系・経済系・行政系といった分野から幅広い科目を学習するため、学習ボリュームとしてはかなりのものになるでしょう。
一方、技術職や心理・福祉職といった専門職なら、大学で専攻していれば対応しやすい試験です。
事務職を目指す方の場合、A日程の市役所では、専門試験が行われるところが多いです。
一方、B日程・C日程の市役所では、教養試験のみとなるところも多くなります。
教養・専門科目(記述)とは?
公務員試験では、記述式試験を実施するところがほとんどです。
- 論文(教養記述or専門記述)
- 作文 など
基本的に、市役所では「教養記述」と呼ばれる論文試験を実施。
教養記述の場合、出題科目としては「行政課題」や「公務員像」などがテーマとなり、論文記述することになります。
ちなみに、専門記述(憲法・経済学など)が行われるのは、国家専門職や裁判所事務官、東京都Ⅰ類Bなどの試験です。
【市役所試験】教養・専門科目の出題数と対策!
市役所の公務員試験における、教養試験・専門試験の科目別出題傾向&対策を見ていきましょう!
どの科目に対してもまんべんなく勉強するのではなく、出題数の多いものを重点的に学習することをオススメします!
教養科目の出題数と対策
市役所試験における教養試験の科目別出題数は次のとおり!
(※以下、一例。市役所により異なる。)
- 一般知能(科目)
- 文章理解 6題
現代文・英文 - 数的処理 14題
判断推理・数的推理・資料解釈
- 文章理解 6題
- 一般知能(科目)
- 自然科学 6題
数学・物理・化学・生物・地学 - 人文科学 5題
思想・文学芸術・日本史・世界史・地理・国語 - 社会科学 9題
法律・政治・経済・社会・時事
- 自然科学 6題
市役所教養試験では、出題科目ごとの配点比率が異なります。
とくに、次の3分野は超重要となるのでよくチェックしておきましょう!
- 数的処理
- 文章理解
- 社会科学
これらの3つの分野で7割強の出題数となるので、得点源にしたいところ。
市役所の公務員試験を突破するなら、確実に得点できるよう対策しておきましょう!
公務員に合格する人は、この出題傾向を必ず頭に入れています。
試験対策を始める方は、マストで覚えておきましょう!
▼数的処理の勉強法
▼文章理解の勉強法
▼社会科学の勉強法
専門科目の出題数と対策
市役所試験における専門試験の科目別出題数は次のとおり!
(※以下、事務職の出題数一例。)
- 法律系 17題
- 憲法・行政法・民法・労働法・刑法
- 経済系 14題
- ミクロ経済学・マクロ経済学・財政学
- 行政系 9題
- 政治学・行政学・社会政策・国際社会
※国家総合職・一般職、地方上級などでは、その他の科目もあり
- 政治学・行政学・社会政策・国際社会
市役所専門試験(事務職)では、広い範囲の学習になります。
「出題数の多い科目」や「併願先の出題傾向」を考慮して、重点的に学習する科目を選択するとよいでしょう!
また、専門試験で学習した科目が、「教養科目」に活きてくるものもあります。
専門の「法律・政治・経済・社会」系科目
⇒教養の「社会科学」に活きる
これらの点を検討材料にし、効率的に得点する戦略を立てるようにしましょう!
教養記述(論文)の出題傾向と対策!
市役所の論文試験で取り上げられる科目(テーマ)は次のとおり!
~取り上げられやすいテーマ~
- 高齢化
- 少子化
- 人口減少
- 資源対策とゴミ問題
- 災害対策
- 情報化
- グローバル化
- 理想的な公務員像
ざっくりですが、市役所の論文試験では、
- 字数:800字~2000字程度
- 解答時間:60分~120分ほど
で記述することになります。
しっかり試験対策していないと、時間は短く感じるでしょう!
論文試験(教養)では、識見・文章による表現力・論理性・思考力等が見られます。
文章構成の作り方を学びつつ、実際に出題されるテーマについて書いてみて、感覚をつかんでいくとよいでしょう。
まとめ
市役所の公務員試験では、
- 第1次試験
⇒教養・専門択一試験(筆記試験)
※専門なしの市役所もあり - 第2次試験
⇒論文試験(教養or専門)&面接試験
※その他、集団討論やグループワークを実施する自治体もあり!
という流れで実施されます。
択一式の教養試験・論文試験は、市役所合格への第一段階。
科目により出題数が異なるので、重点的に学習する科目を整理して、効率的に試験対策を行いましょう!
また、市役所では、基本的に論文試験(教養記述)が実施されます。
出題科目は、「行政課題」や「公務員像」など。
識見・文章による表現力・論理性・思考力等が見られるので、しっかり対策して臨むとよいでしょう!
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